12月20日
今日の午後にはヒコーキに乗って、
スコットランドともさよーなら。
限られた時間のなかで、
あそこもここもってゆうわけには中々いかんもんでして、
ならばと思いついたまんまにドライブしてたわけで、
わりとの〜んびり過ごしたスコットランドでした。
で、どんな旅行でも「帰るで」となれば名残惜しいもんでして、
この日は朝もはよから最後のエジンバラ満喫ウォーク。
まずはこの1週間、私の足となり続けてくれたヴォグゾールくんにハラいっぱい燃料補給してやりまして、
AVISレンタカーに里帰り。
英国はスコットランドも含めて鉄道料金がほんま高いんですが、
レンタカーもけっこう男前な値段しやがる。
ひとりで借りるとしたら、
やれ保険だの燃料だのあーだのこーだのゆうてたら、
鉄道の周遊パスこおたほうが安いんとちゃうやろか。
とはいえ、公共交通機関のあらへん辺鄙なとこ行くんやったら、
レンタカーは絶大なチカラを発揮してくれよる。
実際、そんな辺鄙なとこに絶景があったりしよるんで、
料金以上の感動もまた味わえるんとちゃうやろか。
そおゆうわけで、ヴォグゾールくんはお疲れさまでした。
www.visitscotland.comより
さすがプロの撮った写真はちゃいますな。
グラスマーケットからロイヤルマイル方向へ続くヴィクトリアストリート。
この通りからアッパーボウゆうちっちゃい通りを介して
ロイヤルマイルにつながるんですが、
途中、BOW BARゆうパブがあります。
シングルモルトの品揃えがなっかなかのもんでして、
棚にズラリと並ばせてはる。
ま、私が覗いたときにはみんなビール飲んではりましたけど。
で、私もビールを一杯。あと、ポテトチップスも。
英国ではポテトチップスはクリスプスいいます。
チップスゆうたらフライドポテト出しやがるんで注意。
www.visitscotland.comより
ロイヤルマイルに出たら、有名なウィスキーショップやら、
"THE SCOTCH WHISKY CENTRE"なるハコもんがあったりしまして、飲み屋のおっちゃん的には興味のあるところ。
もちろんチラッとのぞいてそれなりに楽しんだりもしますが、
ここはスコットランド。
せっかくやさかい、ハリスツイードの帽子なんぞええんとちゃうやろか。
ロイヤルマイルの坂道を下ると、いつの間にかハイストリートゆう名前に変ってやがる。
この辺、ちょっと小ジャレたショップが並んでまして、
おっ、あるがなあるがな、ハリスツイードの看板。
ツイードゆうたら色々ありますけど、
「これ、ハリスツイードでっせ」ゆうマークの付いたやつは、ハリスツイード協会のお墨付き。
あこがれのハリスツイード、帽子やったらお手ごろ価格でオススメです。

このハイストリートに面してデーンと構えてはるのが
セントジャイルス大聖堂。
キリスト教の学校出てるわりに不信心なヤツである私には、
この大聖堂がどんなもんなんかは知りませんが、
立派な建もんです。

そろそろ昼ぐらいかな。時計を見ると…止まってやがる。
あらま、リューズを巻いて…動けへん。
え〜と…何時やろ。
パブに入って聞くか。
昨夜も来たゴーストパブ。
さすがに昼間はおどろおどろ感はなく、
「パイント デュカーズ プリーズ」
おそらく、これが最後のデュカーズ。味わって飲まなければ。
「すんません、今何時?」
「あぁ、今…1時だぜ」
やばい、ヒコーキは3時エジンバラ発。急がねば。
グイグイグイっと飲み干して、
「サンクス チアーズ ゴキゲンヨー」
午後の1時半。
ホテルに預けといた荷物をピックアップ。
空港行きのバス乗場を聞いて、テクテク歩きます。
まぁ、すぐ近くやったんですけど。
ほどなく来たバスは2階建て。
さすが英国。ダブルデッカーゆうやつです。
ここはせっかくなんで2階席へ。
ええ見晴らしやで。
ふと、思い返してみると、
今回もいろんな人と出会うことができました。
蒸留所で働くスタッフの皆さん、突然お邪魔してすんませんでした。
B&Bのオーナーさんとも、もっと時間とって話できたらよかったかな。
パブで出会ったチャーリーとマイクは今夜もケンカしてんのか?
ヘラルドハウスの隣室のカップル、今朝見かけたけど、子だからに恵まれたらええね。
結局会われへんかったけど、ネッシーはきっとどっかに居てるはず。
パブに出るゴーストさんも、きっと成仏したないだけなんやろなぁ。
フライングスコットを始めて定休日も設けんと、
このとき初めて休ませてもらいました。
明日の午後には帰国してるはず。
まずは、しっかり仕事せな。
このときはまだ、何を得たのかわからんかったけど、
後々になって、このとき経験したことが、ちょっとは役立ったかなと思えるようになりました。
そう思うと、たまには旅に出るのもええもんですな。
空港に着いてチェックイン。
「10分前にはゲートにお越しを」とカウンター嬢。
「へいへい」と時計を見る私。
帰ったら、真っ先に時計直さな。
蘇格蘭日記-完
EMILIANO