2016年07月31日

英蘭日記 9

7月17日(日)

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お昼どき
ライムストリート駅 
リバプール

ロンドン ユーストン駅から2時間ちょい。
突然思い立って、列車に飛び乗ったのでした。
理由は…ない。

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アイルランドからの移民が多い街とは聞いたがことあったんですが、ほんまに多いんです、アイリッシュパブが。
国旗かかげてる店もそうなんですが、

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壁ごと看板。
けどこんなセンス好きですわ。
よう見たらトゥーカンがちゃんとギネス運んでますねん。

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こいつもよう見たら泡の表情が全部ちゃうんですわ。
ほんま凝ってますわ。

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ここは店の前で太鼓もってきて演奏しだしたかと思ったら
踊りだしよった。
音楽が根付いてるんかな。

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ビートルズが出演しとったライブハウス。
そやけど、ほんまもんは閉めはったそうで、
ゆうたらここはレプリカみたいなもんか。
でもこないしておっちゃんもおばちゃんもポーズきめて写真撮ってはるんです。
そやけど、外国の女性のこのムチムチ感。
日本の女性が「いやもーあたしムチムチやしぃ」って
ほんまのムチムチをわかってない。

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で、日曜日やさかいに食べたかったものがありまして、
サンデーロースト。
日曜の朝昼兼用の豪華ブランチなんやとか。
確かに豪華なラム肉バージョン。
おまけにスコッチエッグも頼んだった。
でもまたイモ。
フライドがベイクドなったけど、またイモ。

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オススメされた地元のビールが軽い味わいでいいんですが、
最近なんか多いですね。わりと新しめのクラフトビールはほんまにホップきかせてる。
これもそうで、ホップを爽快ととるか苦いととるか。
コーヒーも砂糖とミルクたっぷりのお子ちゃま仕様の私には、
こちらのビールはオトナの味かも。

個人的には古くからある
英国中部あたりのマイクロブルワリーのエールが
決して苦くない程度のホップで、
地下室の温度でもゴクゴクいけるような、
爽快感とまったり感のバランスが良くて好きですわ。

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で、なにしに来たんやろ?
腹も一杯になったし列車に乗ってしもた。

EMILIANO
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2016年07月30日

英蘭日記 8

7月16日 夕方

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旧型のダブルデッカー。
車掌さんも乗ってるやつ。
今はほとんど新型のやつで、ワンマンカー。
旧型はトラファルガー・スクエアのあたりから
二路線だけ走ってるんやそうです。

で、そのトラファルガー・スクエアでふと思ったんです。
ローストビーフが食べたい…。

英国料理ゆうたらフィッシュ&チップスとか
ステーキ&キドニーパイとか
そんなんやとおもてましたが、
すっかり忘れてました、ローストビーフ。

ローストビーフゆうたらシンプソンズ。
へんなアタマと目ぇしたアニメーションちゃいますよ。
ちゃんとしたレストランです。
で、せっかく食べるんやったらシンプソンズのローストビーフ。
便利になりましたな、iphoneで地図みたら電話番号まで教えてくれはる。
それも指一本でさわるだけ。ほな直通。

「はいシンプソンズ」
「今晩予約いけますか?」
ちゃんとしたレストランやさかい、ちゃんと予約しとかな。
「すんません、私、ヂャケットは着てるんです。
   でもズボンがね…」
「半ズボンですか?」
「いやその、ジーンズです」
「パーフェクト!」

ジーパンでカンペキやそうです。
ほないっぺんフラットに帰って
シャワーでも浴びてオシャレして。

午後8時。
有名なサヴォイホテルのお隣さん。
"SIMPSON'S IN THE STRAND"

肉料理のええとこゆうたら南海グリルしか知らん私。
あそこの合掌造りも立派やけど、
さすが高級レストラン。
写真バチバチ撮って他のお客さんに迷惑かけたらあかんし
ここで働くスタッフの方々への敬意も込めて
カメラ封印。
なので写真はナシ。

直前の予約やし、一見の客。まぁ末席でもええがな。
席つく前に、「バーで一杯いかがですか?」ときた。
私…「いいですね、ではいただきましょう」
ラウンジバーに通された私にバースタッフは
「ロンドンジンを使ったカクテルなどいかがでしょう?」
座ればそのまんま埋もれるんちゃうかってゆうぐらいの
ふっかふかのソファーに腰かけた私は
「ジンのカクテルより、
   キリッと冷えたビールをもらえますか?」
「パーフェクト!」
でた。またパーフェクト。

ピアノの音が聴こえだしたさかい、
テーブルに行ってみよ。
私のテーブルはピアノの横。
私にとってはええ席です。

オーダー聞きに来てくれたウェーター、
どっちかゆうたらバトラーですわ。
ビシっとタキシードでキメてはる。
もちろん私はローストビーフ。
「焼き加減はいかがなさいましょう?」
「レ.レ.レアで…」
「パーフェクト」
でた。またもパーフェクト」

「ソムリエでございます。お飲み物は?」
「あ.あ.赤ワインを…やっすいやつ」
「パーフェクト」
なにゆうてもパーフェクト。

まぁまぁ、ゆうてるまに長〜い帽子かぶったコックさんが
でっかい肉の塊をワゴンにのせてやって来はりまして、
目の前でススッ、ススッ。
よう切れる包丁でさばいてくれるんです。
皿に盛り付けてくれたら今度はあったか〜いグレービーソース。
いやもうたまりません…。至福の時間です。

隣のピアノマンも
なんかよう知った曲ばっかり演奏してくれるんですわ。
”ダニー・ボーイ”やら”グリーンスリーブス”やら。
アイルランドの人なんかなぁ?
知らん間に私もリズムにのったり口ずさんだりしてたんですが、
突然「白樺〜青空ぁ、みぃな〜み風ぇ〜」の旋律が。
”北国の春”ですやん。

確かにまわりのお客さんがた、食事やお喋りを楽しんではって、
ピアノの音は耳に入ってるだけなんかもね。
で、ピアノマン。
ちらちらわたしの方を見ながらポピュラーな曲演奏しはる。
そしたら北国の春ですわ。
その次はスキヤキソングなんですけど、
嬉しかったなぁ。

食事を終え、
ピアノマンに一言声をかけようと思ったんですよ。
そしたらどっかのおばちゃんがワイン片手になんか彼にからんではるわ。
リクエストでもしてるんでしょう。
まぁいいや、ちょこっと声だけかけようと近寄ったら彼、
おばちゃんそっちのけで立ち上がって
私になにかをゆうたんです。
残念ながら彼が私に何をゆうたのかはわかりません。
でも、その目はあきらかに穏やかな目ぇしてはりました。
”I have a good time tonight, Thank you"
これが私にゆえる精一杯の会話力。
感謝の気持ちをさりげなくピアノの上のブランデーグラスにそそいで帰ったのでした。

EMILIANO
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2016年07月29日

英蘭日記 7

7月16日(土)

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ソーホーの一角。
ティムとメアリーの場合。
「電話番号教えてくれるかな?」
 「えっ…ダメ」
「どうして? 用事ができるかもしれない」
 「えっ…そうなの? 
   じゃ、それ貸して……はい登録しといたわ」
「僕のケータイ、古くてダサいけど、
  これで宝物になったよ」

”アバウト・タイム”の1シーン。
ティムとメアリーはあーだこーだ
大阪弁でゆうたらケツむず痒くなりそなことゆうてる間に
めざとく”Barbour"の看板見つけた私。
市内に幾つかBarbourのショップがあるみたいなんですが、
斜め向かいが"FILSON"て。
わかりやすすぎですやん。

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この日もええ天気でして、
さらに昨日まではわりと涼しかったのに
いきなり暑なりよった。
しかも英国て日本より湿度がたこぉて
そないカラッとしてません。
で、日本みたいにどこ行っても
クーラーきいてるわけやないし困ったもんです。
この時で約30度。
ただね、ガマンできへんほどやないんですよ。
子供の頃の夏みたいな感覚でしたわ。

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ほんまに暑いなぁとおもたら
パブでキリッと冷えたラガーをオーダー、
外の軒下の風通しええとこでグビッとやるわけです。
まちごぉてもクーラーの利いてへん店内で
ぬるいエールを飲んだらあきません。
それは日ぃくれてからにしときましょう。

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古〜いパブやったら
なんぞ自慢のエピソードがあるようでして、
首相官邸の近くのパブはチャーチルの肖像画があったし
セントメリーってゆうでっかい病院そばのパブは
ペニシリンがどーたらこーたら。
どこまでホンマか知りませんけど。

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で、官邸なんですがビッグベンのすぐ近く。
キャメロンくんがやめはって、メイさんが就任した直後。
そばの通りではなんやらデモがありました。

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EU離脱反対派のデモなんかと思って見てたんですが、
どーもちょっとちゃうような…。
「オレたちはゲイだー」とか
「私たちは主婦よー」とか
しまいにはリヤカーに楽器つんでJAZZの演奏とか。
なんのイベントやねん。

EMILIANO
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英蘭日記 6

7月15日(金)

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フルイングリッシュブレックファスト…
かと思いきや、
コーニッシュブレックファストゆうらしい。
コーンウォール地方のモンをコーニッシュゆうらしいんやけど、
フツーのイングリッシュブレックファストと何がちゃうねん?
私にはわかりません。

食べ終わったらさっさとチェックアウトです。
なんせあの島まで行かなあかんし。
駅前のバスターミナルでどのバス乗ったらええか調べてですねぇ、ふと思た。
たとえ一泊分でも荷物重いやん。
ほんならね、あるんですわ、荷物預かってくれるとこ。
駅とかとちゃいますよ、そのへんのパブですわ。
駅員さんに聞いたら、「あそこのパブで預かってくれるよ」
フツーはあんたとこが預かるもんやで。
まぁええけど、3ポンドで預かってもろて楽チンです。

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バスに乗って15分ほど。
”セント マイケルズ マウント”
フランスの”モン サン ミシェル”みたいなもん。
名前もおんなじやし。

陸から一本道が島まで伸びてまして、
こいつがめんどくさいことに潮の満ち干きで現れたり沈んだり。
私が着いたときは幸運にも干潮のときでして、
一本道を渡ったった。
ゆうても潮が満ちてく途中で、丁度まんなかあたりで
「おいおい、靴ぬがなあかんやん」
まぁ、決死の覚悟でバチャバチャバチャと靴はいたまんま渡りましたけど。
で、ゆうてる間にこないなります。

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この島、なにがあんねんゆうたら、
教会と庭園と、その他ぼちぼち。

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なんかハートのカタチした石があるとかで
人がたむろしてたんですが、ちっちゃ。
確かにハートの石やけど、親指サイズのハートに
人が群がってやがる。
よぉ聞いてたら日本語聞こえてきましたわ。
「ハートだよ。次は私達のハートをさがしましょ」
誰やそんなこっ恥ずかしいことゆうてんのは。
美熟女3人組やったさかいええねんけど
目の前にハートがおるやんけ。

教会と庭園と、石造りの城塞のこの島。
モンサンミッシェルみたいにオムレツ食わなあかんとか
そんなんもあらへんけど、
ぷちモンサンミッシェル気分味わうにはなかなかのもんでした。
そろそろ帰ろ、船で。


預けてた荷物取りにパブに行ったんですが、
ふとメニューに目ぇやったら、
”CATCH TODAY FISH"
魚料理か…食いたい。
イモ、マメ、揚げもん、もしくはコッテコテ。
そろそろ魚のグリルとか、
塩焼きなんかサイコーおもてたら、

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これ、あの〜…フィッシュ&チップスゆうやつ…?
確かに今日とれた魚かもしれんけど、
おんなじメニューにフィッシュ&チップスも書いたぁんねんけど、なにがちゃうんやろ…?
ってか、
”とれたれフィッシュ&チップス”て書いとけっちゅうねん。
まぁええけど、ササッと食うて
またもや5時間半のなが〜い鉄道旅でロンドンに帰るのでした。
はぁ…イモ、マメ、揚げもん…

EMILIANO
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2016年07月28日

英蘭日記 5

7月14日(木)

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フラット前の通り。午前9時。
時たま日本人の駐在員のご家族と思われる家族連れとすれ違ったりするんですが、けっこう多いみたいです。
治安がええんでしょうかねぇ。

Anyway…今日はちょっと遠出しよとおもてたんです。
イングランドの西の端まで泊まりがけ。
で、宿とれるんかなと調べてみたら、
空きが一部屋だけありまして、即ゲット。
10時06分パディントン発の列車の乗るため、
1泊分の荷物だけ持って表に出たのでありました。

そやけど西の端やて、時間どのくらいかかるんやろ?
ロンドンて東のほうやし、だ〜いぶかかるんやろなぁ。
ほどなく駅に着いて無事乗車。
途中でこぉた缶ビールとクリスプスで
朝から一杯ですわ。

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ウトウトしてたら12時半。
今どこなんか検討もつかん。

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13時半。
プリマスゆうとこらしい。
立派な鉄橋や。
で、まだなんかなぁ?

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15時半。
終着駅ペンザンス。
およそ5時間半。えらいとこまで来てしもた。

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コーンウォール地方、ペンザンス。
鉄道で行けるイングランドの西の端。
マンガ「マスターキートン」のキートンさんは
たしかこの地に関係があったような…。
母上のご実家があるとかなんとかかんとか…。
で、一回来てみたかったんです。
マンガとはいえ、描写がすごい美しいんやもん。
とにかくマンガに出てくるあの綺麗な海が見たかった。
ただ、それだけ。

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とれた宿の表通りはこんな感じ。
坂の向こうに海が見えるんですが、
部屋からもみえるんですよ、海が。

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宿の1階…ってゆうか欧州では0階ですな、
パブがあって、朝食はここで食べるらしい。
他にもパブがいくつかありまして、
町で一番古いっちゅうパブに行ってみたんです。

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そういえば、今日はろくなもん食うてへんなぁ。
そおゆうわけで、海やのに「ステーキ食いたい」
店員さん「オススメよ、うふっ」
まぁ、「うふっ」とかはゆわんねんけど、
ステーキはオススメらしい。
「ほな一皿プリーズ」

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……確かにおいしそう。
う〜ん…私、大阪の子。
カツゆうたらギュウ。牛です。
ブタさんのカツはトンカツゆうねん。
ステーキゆうたらビーフ。牛や。
ブタさんのステーキはトンテキゆうねん。
まぁ…最初っからビフテキゆうといたらよかったんですが。

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そやけどこいつと一緒に流しこんだら
これはこれでかなり旨い。
お客さんもようさん入ってきはるし、
はやってはる。白鷺のどっかの店とえらい違いや。

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ハラ一杯食うたら
ちょこっとお散歩。
普段は野菜と魚が中心の私、
いくら旨いゆうてもコッテコテのもん食うたら
カラダ動かさなあきません。

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30分ほど歩いたら、海に出ました。
透きとおってやがる。
宿からも見えましたけど、
向こうの方にちっちゃい島が見える。
明日はあそこにいったろ。

EMILIANO
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英蘭日記 4

7月13日 夕方

夕方ゆうてもまだいぶお日さん高い。
早いこと荷物取りに行って、
今日から泊まるとこ行かな。

今回はアパート…
英国ではフラットゆうらしいんやけど
まぁとにかく一部屋借りまして、
気ままに過ごしたろと。

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パディントン駅からは地下鉄乗り継いで
15分ほどかな。
ベルサイズパークってゆう駅の近く。
閑静な住宅地で、古い教会なんかもあったりして
住み心地良さそう。

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で、ここがお世話になるフラット。

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ここの最上階の部屋借りたんです。
窓から外見たらこんな感じ。
贅沢ですわ〜。

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キッチンも付いてるし
食器類も完璧。
オーブンまでありやがる。
絶対使うことあらへんけど、なんか嬉しい。
私なんぞはスーパーで惣菜こぉてきて
ササッと皿に盛り付けて
あ〜、キッチンつこたった〜みたいな、
気分だけはコックさんで終わりそう。
要するに完全にオーバースペック。
なので早速夕食を食べに行くことにしたのでした。

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以前にも来たことあるんですが、
えらい古いパブです。
ジョニー・デップの「フリート街の悪魔の理髪師」の
フリート街です。
金融街”シティ”の近くで、
かっこええビジネスマンが多いです。
なんか、仕事できそうやもん。

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で、わたしのオーダーはこいつ。
"Plaughmans Plate"
“農夫の皿”みたいなもんやろか、
パンとチーズと野菜です。

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店員さん「めっちゃヘルシー」やて。
そら昼間っからイモ、マメ、揚げもん食うとったら
こんなんで充分やで。
まぁ軽くビール2パイントほどイキましたけど。

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店出たら、
お日さんもどっぷり沈み
長い夕方が終わって夜になってました。
酔いざましにセントポール寺院までお散歩したろ。
鳩のエサ売りのおばあちゃんがおるかもしれんし。
「メリー・ポピンズ」より。

EMILIANO
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2016年07月27日

英蘭日記 3

7月13日(水)

この時期の英国、
陽はなかなか沈まんし早よ昇る。
さすがにこんだけ明るかったらしゃーない。
遅くに寝たのに早よ起きる。

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とりあえず一泊だけと思って予約したぁったこのホテル。
狭くてショボいけど、一晩寝るだけやったらこれで充分。
ササッとチェックアウトだけして、
荷物もフロントで預かってもろて早速おでかけ。

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着いたのんが真夜中やって気づかんかったけど、
感じよさそな町並みです。
パン屋でサンドイッチとコーヒー一杯テイクァウェー。
店員さん「Lovely joy」やて。
ラブリ〜 ジョ〜イて…誰見てゆうてんねん?
さておき、ちょこっと歩いて公園で朝ごはん。

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ロンドンは世界的な大都市やけど、
こんな公園がけっこうよぉさんあって
散歩やらジョギングなんかしてはります。
かとおもたら
路地裏で調子の悪そなアストンマーチンが
えらいグズってたりもしてるわけで、
のどかです。

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このあたり、ロンドンの地図でゆうたら左上あたり。
ノッティングヒルの近所。
ヒュー グラントとジュリア ロバーツの映画で有名なとこ。
ほなまぁ折角やし行っとなあかんやろ。

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ポートベロー通り。
骨董屋さんが軒ならべてはりまして、
そらもう貧乳のおねーちゃんがズラッと並んでるぐらいに
そそられるもんだらけです。
え〜と、マニア垂涎…。

この通りをチンタラ歩いてくと、あるんです。
映画で出てくる青色のトビラが。
映画みてへん方は、まぁみてください。
ただのトビラです。

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で、さらに進んでくと、
別の映画でキーラ ナイトレイちゃんが
てけてけてけっと走ってきて
チュゥするシーンがあるんですが、
ここ…のはず。

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映画にもなるようなオッシャレなとこゆうことですわ。
ってことでおっちゃんには
あんまりカンケーあらへんとこなんで、
おっちゃんらしいところへも。

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ノッティングヒルのあたりから地下鉄でそのまんま南へ。
旨いビールが飲めるっちゅうんでわざわざやって来ました。

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おっちゃんらがチビチビやるっちゅうところは
日本の立ち呑み屋とおんなじですが、
この国は真っ昼間からやりよる。
昼時は料理もやってはるんで
まずは定番、フィッシュ&チップス。

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いやもうほんま、
あいかわらず夢に出てきそうなデカさ。
こんなん出されたら、
ウチのんなんかショボすぎてショボすぎて
言葉すら出てけぇへんほどの敗北感…
いやいや、サカナはさておき、
このイモの量はアカンやろ。
英国人、顔ちっちゃ。
足ながっ。
ケツでかっ。
ハラぼーん。
みんなとは言いませんが、
それなりの割合でいてはるのんは…。

そろそろ荷物取りに行かな。

EMILIANO
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英蘭日記 2

7月12日 夜

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およそ1時間でヒコーキはロンドン上空。
今回の目的地はロンドン。
フランスとの時差はマイナス1時間やさかい、
午後10時前。
左側にトゥイッケナムが見えてきよったら
もうすぐ着陸。

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ヒースロー空港てほんまデカい空港でして
ターミナルが5つもありやがる。
1〜3はほぼ引っ付いてまして、なんか知らんけど便利です。
5は英国航空専用で、これまた便利です。
で、エールフランスは1個だけ仲間はずれのような
へんぴなとこにあるターミナル4に到着しよる。
そんなとこにあるから123と5は地下鉄も国鉄も
一発で市内まで行けんのに
4は空港内で乗り換えなあかんらしい。
めんどくさいやっちゃ。


あ〜着いた着いた。入国審査やで。
何回来てもヒースローの入国審査はヤなもんです。
やれアレ出せコレだせ。どこ泊まんねん?などなどなど。
一人ずつそないなこと聞いていくさかいに
審査待ちの人らが長蛇の列ですわ。
長蛇の列てどれくらいやねんと思うでしょうが、
ほんまに大行列。

ヒコーキ降りて、あぁここやここやと列に並んだのが
午後10時すぎ。
チンタラチンタラとしか進みよらん。
まぁええか…。
11時。チンタラチンタラとしか進みよらん。
まぁええか…。
11時半。いきなり進みだしよった。なんでや?

おそらく…
地下鉄もバスも国鉄も、
夜中の12時までには終電が出てまうからとみた。
ってゆうか、このとき調べて終電時間を知った。
なんか審査官、ポンポン判押してはる。
最初っからやっとけよ!

明らかにスピードアップした入国審査のおかげで、
私の番がきたときは12時10分前。
ひょっとしたら電車間に合うかも…。

まぁ、ロンドンの空港がそんな甘いわけもなく、
荷物のターンテーブルは既に停止。
いつまでもグルグル回ってたんでしょうね。
荷物、端っこのほうに集められてましたわ。
ここから取ってけって感じで。

で、とりあえず急いで駅まで行ったんですが、
駅員さん「今日はおしまい。朝の5時まで待ってね」
待てるかいっ!

とぼとぼ歩いてタクシー乗り場へ。
「へ〜イ、タクシー乗るかい?」
夜中の12時すぎにえらい明るい運転手さんやなぁ。
「パディントン駅までお願いします…」

結局15分ほどの差でパディントン駅までの直行列車に乗れず、
地下鉄にもバスにも乗れず、
タクシーに乗るはめに。
あぁ、あのディレイがなかったら…。

まぁ、でもロンドンタクシー初体験で、
ちょっとワクワクしたのも事実。
パディントン駅すぐ近くのホテルまで
すっ飛ばしてもろたんです。
おかげで、夜中の1時には部屋に入ることができ、
倒れこむように寝たような…。

EMILIANO
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2016年07月26日

英蘭日記 1

7月12日(火)

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朝の関西空港。

今年の年明けにお休み頂戴させてもろてから、
たま〜にのっぴきならん事情で
ぽつりぽつりと休業させてはもらいましたが、
休暇はあらへんかったんで休んだろと。

これが思い立ったら早い私、
6月末に調べてみたら、あるやんあるやん航空券。
行ってまぇゆうことで7月12日、出発当日なわけです。

関西空港使うのん久しぶりなんですが、
エールフランスに乗るのんはもっと久しぶり。
で、
出てきよるんですわ、シャンパーニュ。

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くぴくぴっと何杯かもろたら、さすがに夜勤明け。
コテンと寝てしもた私。
目が覚めたらそこはパリのシャルル・ド・ゴール空港でした。

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そやけど何かちゃいますな、外国の空港は。
でっかい窓に向かって誰でもつこてええベッドが置いたぁって、
そこで次のヒコーキまでのんびりですわ。

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あまりにものんびりしてたら
ヒコーキものんびりしやがりまして、
1時間半のディレイ。
結局この時間が後々響くことになるんですが、
まぁとりあえず20時40分発のロンドン行きは
22時すぎにようやくパリを出発したのでした。



EMILIANO





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