昨夜は店閉めたあと、テレビでフットボールのチャンピオンズリーグを観戦してました。
”チェルシー対リバプール”。
イングランドのチーム同士の準々決勝。
ホーム&アウェイ2試合のトータルスコアで勝敗を決めますが、
1週間前のリバプールでの対戦は1−3でアウェイながらチェルシーの勝利。
そして昨日、場所をロンドンに移してチェルシーのホームゲーム。
会場のスタンフォードブリッジは超満員。
このゲーム、両チームとも凄かった。
結果的には点の取り合いで4−4のドロー。
トータルスコア7−5でチェルシーが勝ち上がったんですが、
逆転につぐ逆転で、ほんまシビれるゲームでした。
負けたリバプールのサポーターも、ええファイトを見せられたせいか、納得の表情で拍手してたんが印象的でしたわ。
で、勝ったチェルシー。
ファン層もわりとリッチでお洒落な人らが多いと聞いてたんですが‥‥。
ロンドンで、知人に教えてもらったパブに行こうと思て地下鉄に乗ったときです。
”DISTRICT”線で”WINBLEDON”行きに乗って
”PERSONS GREEN”で降りろと教わったとおり、
”DISTRICT”線のホームで地下鉄を待ってたんです。
そこにブルーのシャツ着た集団がわらわらと。
どっから見てもチェルシーのサポーター集団。
そんな集団がどんどんホームに入ってきよる。
けっこうイカついヤローどもがようさんいてはる。
どっから見ても労働者。
誰かがいきなり歌いだしたと思たら全員で歌いよる。
前も後ろも左も右も、ブルーの集団に完全包囲された私。
どっから見ても完全に場違い。
抜け出したい‥‥。
”DISTRECT”線には、当たり前のように”WINBLEDON”行きの列車が入線。
ブルーの集団は、当たり前のように乗り込んでいく。
場違いな日本人は、当たり前のようにブルーの流れに飲み込まれ車内へ。
車内は、当たり前のように大合唱。
駅で止まる度にブルーの集団は増殖し、まったく身動きとれん状態に。
そんなとき”FULLHAM BROADWAY”駅に到着。
ブルーの集団は一斉に降りだしたんです。
もちろん、この場違いな日本人も流れには逆らえず、
完全包囲のまま流れにまかせて歩かざるをえない。
降りたい駅はこの先の”PERSONS GREEN”やのに。
流れにまかせて約5分。
そこに現れたのがチェルシーのホーム、スタンフォードブリッジやったんです。
さて、どないしよ‥‥。
駅に戻っても混雑してるやろし‥‥。
チケットは完売みたいやし‥‥。
まわりはみんなイカつそうやし‥‥。
噂に聞いてたようなお上品そうな人おらんし‥‥。
とりあえずこの場を離れようと歩きだしたんですが、
しばらくすると閑静な住宅街が。
いかにもお上品な町並みを眺めながらさらに歩くと、
一軒のパブが。
入り口前のテラスには、
いかにもリッチそうなお洒落な家族連れが食事を楽しんでる。
ブルーの集団に威圧された緊張感から開放され、
ビールでもと思い店内へ。
いかにもリッチそうなお洒落な紳士淑女が、
食事や飲み物を楽しんでる。
テレビではさっきのスタンフォードブリッジでのゲームが。
チェルシーのチャンスには店内が歓声に包まれます。お上品に。
どうやらみなさんチェルシーのサポーターのよう。
こんなところにおったんですね、
噂どおりのリッチでお洒落なファン層は。
私が一番印象に残ってるチャンピオンズリーグのゲーム。
何年か前のロンドンのパブで観た”チェルシー対リバプール”。
EMILIANO
posted by Master at 05:18|
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