2012年04月02日

祝 新社会人

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もう何年も通てくれてた大学院生のKマツバラくんが、
この春めでたく卒業し、バケ学の会社に就職するんやとか。

大学の1年生のころから来てくれてた小生意気なヤツでしたが、
私もなじみのお客さんたちも、
就職が決まったときはそれなりに喜んでしもた。
まぁ絶対に無理やろおもてたぐらいにあかんたれでしたから。
これから研修であっちこっちに護送…いや、派遣されるらしいんで、ぜひとも、しっかりと社会の一員として活躍してほしいもんです。

そんなKマツバラ、
これまた小生意気にも卒業旅行とかゆうて
スコットランドまで行ってきやがった。
『土産ばなしはええから土産わぃ?』
『もちろんありますがな』ゆうてだしてきやがったこのボトル。
なんと"DEUCHARS"やないけ。
7年ほど通てくれてたうちで、最大の仕事してくれよった。
以前にも紹介させてもらいましたけど、
私がスコットランドで飲んでいっちばん気にいったビール。
それをボトルでこぉてきよった。やりよる。

ゆうことで、
ありがた〜く飲ませていただきまして、
もうありませんのであしからず。

      

そやけどスコットランド、よろしいですな。
もうしばら〜く行ってませんが、
最近J SPORTSチャンネル見てたらたまに流れてるコマーシャル、
これ、なかなかええです。
エジンバラからスカイ島かな?
こんな旅もええですな。

EMILIANO
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2011年01月01日

年賀状


あけましておめでとうございます。
寒さ厳しい年明けですが、
ええお正月をお迎えでしょうか?

開店当初、10年続けられたら
その後のこと考えよと思ってたんです。
今年で9年。
同業者さんからの「あんな場所でまだやってんかいな?」
そんな声が聞こえてきそうですが、
当店はしぶといんです。
往生際悪いともゆうそうですが…。

以前こんなことゆわれたことあるんです。
「行きつけの店がなくなっても別に困らん」
なるほど、そのとおり。
実質的にはな〜んも困らんわな。大前提やと思います。
そやからこそ、なんとかお客さん惹きつけよとおもて、
アクセクと営業活動するわけでして、
閑が続くと悲壮感漂ってきよる。
実際、私もそんなんやったかなぁと。

いつからなんでしょう。
はっきりとは覚えてないんですが、
わりと年配の方、なんかの試験に合格して
今夜はアイツんとこで祝おうゆうて、
ひっさしぶりの久しぶり、何年前に来たっけ?
ゆうぐらい久しぶりに来てくれはったんです。
「店あってよかった〜ぁ。潰れとったらどないしょかと思ったで」
ほんならちょこちょこ顔ださんかい。

…さておき、その方おっしゃった。
「こおゆうときにオマエんとこがいるんやで」
あれ…
なんなんやろ、この感覚。
たまには顔出せと思ってんのに
なんなんやろ、このあったかい気持ち。
よし決めた。口だけ笑うて目ぇ笑ってへんのやめよっと。

皆さん日ごろ色々抱えてはる。
仕事のことやら家庭のこと。おねーちゃんのことに学校のこと。
そんな中で、ある人は今日のご褒美に。
ある人は明日の活力に。
そうやって、たったの1杯2杯でリセットして家路につく。
そこにはきっと、
物質的なもん以外の、なんか特別なもんがあるんかな。
人によって、それが毎日やったり、週1回や月1回やったり、
1年や2年に1回の、今夜だけはってゆう夜やったり。
その人たちにとっての、たったの1回が無いもんになってしもたら…。

お客さんがほんまに困るかどうかは、私にはわかりません。
でも、その、たった1回の活力やご褒美に、
当店をチョイスしてくださる方々のお顔を思い浮べると
ずっとやってるさかい、気ぃ向いたらおいでやって思える。

きっと今年もそんな思いで夜勤に励む私がいるでしょう。
いつも閑そにしてるけど、
共に楽しんだり喜んだり寂しんだり、ときに怒ったりもいいでしょう。
私でお役に立てるんなら、いつでも覗いてみてください。

皆さんにとって良い1年でありますように。

ちなみに…
1月3日から営業します。

EMILIANO







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2010年12月31日

締め括り

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早いもんで大晦日。
ついこないだまで記録的な猛暑やゆうてたのに、
窓の外は寒波です。

この1年もいろんなことがありましが、
借金取りにおわれて夜逃げ…するわけでもなく
先行き真っ暗で電気消した部屋で塞ぎこむ…こともなく
すべてがイヤになって自分の殻に閉じこもる…柄やない。

借金取り? あらへんもんはあらへんわぃ。
先行き真っ暗? 明けない夜はないのさ。
自分の殻やて? 世の中で起こってるあらゆる問題に比べたら、自分の悩みなんてアリンコ並みにちっぽけなもんなのさ。
だいぶ図太いですな、私。

まぁ実際は皆さんに可愛がってもろて、
今年も無事終えることができそうです。
ここで「感謝しております」だの「ありがとう」だの
私がゆうたら正月早々雨振りそうですな。

来年はより一層のサービスを…
こんなんゆうたらそれこそ
「夏は暑い」やら「冬は寒い」やら「椅子増やせ」やら
しまいには「おねーちゃん出せ」とかいいかねん。

当店はな〜んにもかわりません。
夏の暑さも冬の寒さも椅子の数も。
ついでにおねーちゃんもいてません。

きっと来年もゆわれるでしょう。
「いつ来てもヒマそやなぁ」
ほっとけ。
「たまには客入ってるとこ見たいわ」
たまには入ってるわ。
「あいかわらず愛想ないなぁ」
笑顔のほうが不気味やろ。

とはいえ、
今年もほんまにたまに忙しいときがありまして、ありがたいことです。
「今日はどないしたん?」
やるときはやるねん。
「チェーンメールでも出したか?」
誰が出してん。
「客おるから帰るわ」
そらないやろ!

きっとな〜んもかわらん当店ですが、
次の1年も楽しいお付き合い、させてくださいませ。

EMILIANO









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2010年12月21日

この泡サイコー


先日はゲストビールで"SNOW BLANCHE"を飲んでもらいましたが、
なかなか好評やったようです。

夏にもやらせてもろたんですが、
この時期もまた白いやつが美味いですな。
どんだけ美味いかっちゅうたら…

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お客さんの膝の上で鎮座してた助手のトトが
お客さんの目を盗んでここぞとばかりにぺろぺろぺろ。
「うまい。これうまい」
お客さんが気づいたときには泡なしビールの出来あがり。
そのころトトは
すでに知らん顔して再び膝の上で寝たふり中。
「あぁ酔〜た酔〜た」

しかしながら…
その一部始終を目撃した私により
あえなく現行犯タイホとなりました。

EMILIANO
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2010年12月07日

おさんぽ


今日は気温もぐっと下がり、
いよいよ冬がきたなぁと。
お〜さぶ。
店内の石油ストーブも大活躍です。

そんな寒い中でも、
助手のトトは散歩に行きたがりよる。
さすが犬。庭かけまわりたいもよう。
しかし我が家には庭なんぞあらへんので、
近所の公園へ。

ラッキー!
キッズが遊んでへん。
ここはひとつ、リードを外したるか。ほら行ってこい。
ってことで解き放たれたトト。

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一気にピュ〜ッと走るかと思いきや、外灯の根元でくんくん。
「オトコオトコ、おとこの匂いあらへんかなぁ」
………。
匂いかがんでええから走り回ってこんかぃ。

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再びピュ〜ッと走るかと思いきや、
立ち止まって振り向き、
「おとーさん、いてるぅ?」
いてるっちゅうねん。
「ちゃんと見ててくれてるぅ?」
見てるっちゅうねん。
「おいて帰ったらあかんでぇ」
つれて帰るわい。
「でもやっぱり遠く行くのんこわい〜」

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やっぱりあかんたれなヤツでした。

EMILIANO
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2010年11月26日

赤と緑のアート

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先日、
顔に似合わず神戸の美術館に行ってきました。
こう見えても、
芸術にふれるのはけっこう好きでして
顔に似合わずオペラとかクラシックを聴きにいったりもするわけです。
心地のええ演奏会は、アッとゆうまにおしまいです。
あぁよう寝た。

今回鑑賞したのは…
なんでもスイスの美術館の秘蔵のコレクションなんやとか。
ゴッホやらルノワールやらモネやらゴーギャンやら、
私でも知ってる絵描きさんの作品がたっぷり見ごたえありの90作。
ピカソもあったなぁ。

専門家でもマニアでも、ましてや画家のタマゴでもない私のこと。
作品の良し悪しなどわかるわけもなく、
ただただ、うまいこと描きはる。
真剣に観るとハラ減りますなぁ。
せっかく神戸まで来たんで、
ちょこっとだけ三宮で友人がやってる居酒屋に寄ってきました。

店から出ると、
どっぷりと日が暮れてブルブルッ。さぶっ。
来週からは12月。
商店街のイルミネーションとポインセチアの赤が
やけに瞼にはえますなぁ。
1年中で一番華やかになるこの時期は
いくつになっても一番好きな1ヶ月です。
そんな中、
ジャケットの襟を立て、ポケットに手ぇつっこんで肩をすぼめて歩く私。
似合わん。

EMILIANO
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2010年09月28日

25年後の部活動

 
先日、
高校のサッカー部の同窓会がありました。
私も参加したわけですが、
中には25年ぶりに会うやつもおりまして、感慨深いもんが。
元気いっぱいのフットボーラーやったやつらが
ええおっちゃんになってまして、
通風やら内臓壊したやら、
「タバコやめてん…」
え〜っ…お前が〜…
 
中でもびっくりしたんが監督の先生。
常にタバコくわえてる印象がありまして、
試合中のベンチでもスパスパ。
試合後、「吸殻ひろとけ」
よう掃除させられました。
その監督が
「タバコ?そんなもんやめたがな。今は学校で吸うたらアカンねん」
いやいや、当時も試合中のベンチではどうかと…。
 
思えば個性的な集団でして、
蹴るだけやったら誰にも負けへんやつとか
体力だけはあるねんとか
足だけは速いでとか
スラッと背ぇ高くて男前やけどボール触らせたらアカンやつとか。
みんなに共通してたんが、あんまりルールを理解してへんところ。
「お前らアホやねんから蹴って走るしかないんじゃぃ」
監督には口酸っぱくゆわれてました。
 
走りこみのときなんか、
12分で3キロ走るんですが、
ペース決めて走ってたら…
「もっかい走りたいんけ」の一言。
突然ダッシュに近いスピードになります。
がしかし、人間のカラダには限界がありまして、
1キロほどでガタッとペースが落ちます。
あとは根性で走りきるんですが、
この世代の監督さんて、なぜか根性とか好きなんです。
ニンマリしてやがる。
 
そんなヘタクソの、体力だけがとりえのチームですから、
試合ではとにかく走ります。
そうすると、人間のカラダには限界がありまして、
足つるやつが出てくるわけです。アィタタタ…。
ベンチから「走りこみ足らんのじゃぃ」
あ、あ、あの…走りすぎやないんすか…。
 
まぁ、そんなやつらが、
年とったゆうたかて、集まって酒飲んでたら豪快になってきよる。
体育会系の飲み会はタチ悪い。
どおゆうわけか、2次会は当店で。
「どおせ儲かってへんねやろ。たまには儲けさせたらぁ」
「たまには儲けさせてもらっといたるわぃ」ゆうことで、営業です。
 
やれ「イギリスのビールゥ?んなもん売るな」やら
「ギネスゥ?なんやねんそれ?」やら
しまいには「ニッポンのやつ出せ〜」
体育会系の飲み会はタチ悪い。
となりの自販機で淡麗こおてきてぼったくったろか。
ほかにも馴染みのお客さん数人いましたが、唖然。
 
まぁ、たまにはこんなんもええもんです。
次回、いつ会えるかわかりませんが、
いつまでもこんなやつらでいてほしいと感じました。
先生はもうすぐ定年やとか。
今では第一線での指導は退いて、顧問の肩書きだけやそうです。
「おまえ〜、定年になったらバイトでつこてくれ」
体育会系は指導者が一番タチ悪い。
 
EMILIANO
 
 
 
 
 
 
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2010年09月08日

アツアツのー 鍋を囲む男たちー 見てるだけでもあぁ暑苦しいー

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先日の定休日、
急遽決まってお客さん方とモツ鍋屋へ。
JR環状線の駅近く、庶民的な店ですが、
えらいまた暑い日に暑苦しいヤローども6人で鍋。
見てるだけで汗かきそうです。
 
この店、
個人的に何度かお邪魔してまして、
とにかく量が多いんです。
おっちゃん化した胃袋にはかなり無理のあるテンコ盛り。
モツ鍋でええダシ出たとこへ、
仕上げのソバにいきたいとこなんですが、
なかなかそこまでたどり着けんのです。
で、今回は若手を連れて行きまして、
ようやくソバにありつけた。
うまい…。
おまけに「えっ?そんだけ?」ゆうぐらい安い。
 
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まぁこんだけやったら味気ないんで、
近くのハイボール酒場へ。
今はやりのハイボール。
1杯300円なり。安っ。
ほんま「この商売やめたろか」と思わすほど、安っ。
普通のハイボールからザクロハイボールやらラムネハイボール、
ひやしあめハイボールなんちゅうチャレンジャー的なやつまでありよる。
ほんま「この商売やめたろか」と思わすほど、みんな安っ。
え〜と、アルバイトでやとてもらえませんかねぇ…?
 
さておき、
この時期ハイボールはほんまよろしいですな。
清涼感あって飲みやすいです。ヒットすんのも納得です。
で、この店でもモツ煮込みなんぞついついつまんでしまうんですが、
おっちゃん化した胃袋はすでに動物性たんぱくで限界。
その日の夜中はえっらいことに…。
 
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さて今日のおすすめです。
” CRAGGANMORE 10 ”
スペシャルエディションとか書いてやがりますが、
そないにスペシャルなわけやありません。
お値段は…
え〜と…
 
EMILIANO
 
 
 
 
 
 
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2010年08月05日

バカンス

 
毎日まいにち暑い日が続きますな。
ま、夏やし仕方ないんですが。
 
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最近助手のトトはいつもこんな感じです。
接客業としてどないやねんと思いますが、
なんせ毛皮着てるんでかなり暑いと思われます。
 
先日、
突然やってきた英国人のご夫妻。
「Can you speak English ?」
喋れるわけないっちゅうねん。
 
マンチェスターからやってきたこのご夫妻、
大のユナイテッドサポーターやそうです。
で、「仕事でっか?」
「ホリデー!3ウィークス!」
「そらよろしいですな。で、どちらまで?」
「トキョー、ケメクラ、キョート、ネーラ」
「東京、鎌倉、京都、奈良ね。」
「ギオン、メイコ、ビューチフル」
「祗園で舞妓はんでっか。この時期の京都は暑いでっしゃろ」
「ベリーホット…」
 
まぁ、鎌倉も京都も奈良も観光地やし、
ゆっくり観てまわるにはほんまええとこやと思います。
で、なんで白鷺なん?
 
当店にはたまに外国人のお客さんが来てくれはります。
ミシガンから来たマークは中年女性のこと「おばはん」いいよるし、
オレゴンのエリックはダジャレに「さぶ〜」いいよるし、
カナダ人のフィルは自分のこと「オレ」、仲間のこと「ツレ」いいよる。
イタリア人のルイジは隣に座った女性に声かけるっちゅう
なんとも期待通りのイタリア人っぷり見せやがるし、
マレー人のサイフルは「My name is wallet」やて。そら財布や。
フランス人のコックのクリスは「ケール食べれる?」
クリス、それカエルやで。
まったく誰がそんなん教えたんか知りませんが、
みなさん仕事で日本に来てはる。
観光客の方は初めてです。
で、なんで白鷺なん?
 
ま、そんなことはさておき、
せっかく遠路はるばる来てくださったわけですから、
楽しんでもろたら嬉しいですな。
で、マダムの一言
「ホット…」
ベリーが付いてへんだけ京都よりマシか。
この暑さ、きっとマンチェスターに帰っても、
忘れられへんインパクトがあったことでしょう。
 
ええ旅してくださいね。
 
EMILIANO
 
 
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2010年07月20日

名物

 
久しぶりに連休をいただきまして、
南国土佐まで行ってきました。
目的は、龍馬伝ツアーに参加…
するわけないし、
高知の愛人…
いてるわけないし。
 
じつは法事でひっさしぶりに母方の実家に行ってきたのでした。
けっして信心深くない私がお坊さんのお説教を聞くわけはなく、
お寺さんがお帰りになる頃を見計らって参上。
ありがた〜く名物の皿鉢料理だけいただきまして、
なんとも贅沢な休日をすごしたのでした。
バチあたりな子孫です。
 
で、道中で気になったこと。
龍馬の看板がやたらと多いことでも、
龍馬伝ツアーの観光バスの多さとかでもなく、
”エチオピア饅頭”の看板。
国道沿いにちょこちょこ見かけるんです。
”エチオピア”て…ここ高知やし。
いったいこれは何なん?
 
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帰り道、気になって気になって仕方ない私は、
いかにもエチオピア饅頭屋さんてたたずまいのお店にお邪魔して、
「すんません、みやげに包んでくださいな」
大事に小脇に抱えて持って帰ってきたエチオピア饅頭。
付属のしおりによると、
大正時代に初代店主が、
イタリアの侵略をうけたエチオピアが勇敢に戦って撃退したニュースに感動して、
自分とこの饅頭に”エチオピア饅頭”て名付けたんやとか。
で、現在は駐日エチオピア大使公認の饅頭らしい。
これぞ国際交流。やりよる、エチオピア&饅頭屋。
 
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ちなみに味はけっしてエチオピア風やのおて、
高知県野市町の素朴なふるさとの味やそうです。
まぁ、当店の酒にあうかどうかわかりませんが、
いや、多分あいませんが、おみやげに買おたんでおひとつどーぞ。
早いもん勝ちですけど。
 
EMILIANO
 
 
 
 
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2010年07月14日

酒場の野郎ども

 
ワールドカップも終わり、テンション下がりっぱなしのときに
追い討ちをかけるように雨、雨、雨。
気分はナメクジです。
 
ワールドカップといえば…
8年前の日韓大会。
日本がトルコに負けて大会を去った日の夜、
韓国対イタリアのゲームがありました。
 
そのとき私は、なぜかイタリアにいてまして、
昼間っからエノテカで…まぁワインバーみたいなもんですけど、
くぴくぴ飲んでたわけです。
この店のテレビは、
当たり前のようにこれから始まる韓国対イタリア戦にセットされ、
時間にあわせてゾロゾロ男たちが店内に。
 
どこの国でも昼間っから酒場にたむろするやつは、
あんまりお上品ではないもよう。
しかもアウェイも含めて毎試合、
それも自宅やのおて公共スペースで、
アルコールまみれになりながら観戦するのは
大概が過激なやつらと相場は決まってる。
だいたい目ぇ逝ってしもてやがるし。
 
ゲームはラフプレイで荒れ模様。
審判は知らん顔で店内は異様な雰囲気。
しかもアジア系は私だけ。やな予感。
「おまえ韓国人か?」
みんな聞きたそうにしてるけど、あえて聞かんかったみたいやのに
とうとう酔っ払いが聞いてきやがった。
いっせいにみんな私を睨む。店主も睨む。
「ちゃ、ちゃうがな…日本人やがな」
いっせいに「おぉ……さっきのゲームは残念やったな」
けっこういい人たちみたい。
 
「で、おまえさん、どっち応援してんねん?」
「そらイタリアに決まってますやん」
「そらええことやがな。たのんどくでぇ」
ひいきのチームを応援するやつに悪いやつはおらんと、
かたく信じてる愛すべき単純なやつらです。
 
ゲームはさらに荒れて、審判は知らん顔。
延長後半で韓国1点リード。
店内はさらに異様なムード。
どこの国でも昼間っから酒場にたむろして
アルコールまにれになりながらフットボール観戦するやつは
過激なやつと相場は決まってる。
日本人とはいえ、この場では私は究極のマイノリティ。
脱出作戦を遂行しなければ。
 
テレビにむかって審判に文句ゆうてる…いや、叫んでる。
…ほんまにみんなテレビにむかって大声で文句ゆうてるんです。
今や。そろ〜っと脱出…
「ほなまたな」
店主だけは私の行動をしっかり追ってたようで。
やっぱり睨んでましたけど。
 
EMILIANO
 
 
 
 
 
 
 
 
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2010年05月17日

よくある話で

 
先日のこと。
雨降る深夜、ぼちぼち閉店の頃合い。
店内には3名のお客さんと私。
ひとりは馴染みの女性で古いお友達と御来店。
あとひとりは当ビルに入居してはる不思議ちゃんのMッキー。
 
「ほなぼっちら閉めるでぇ〜」
みなさんお会計が済んで、馴染みの女性はちょっとお手洗いに。
お友達は「先に出とくわ〜」
 
店の入口の扉開けたまんまMッキーと世間話してるとき、
入口の電気がフッと消えて、またパッと点灯。
???
「‥‥今、消えたよなぁ」
「消えましたねぇ‥‥」
「‥‥このビルの住人、今ここにいてるよなぁ」
「いてますねぇ‥‥」
「誰がスイッチいじくってんやろなぁ?」
「‥‥停電じゃないですかねぇ」
「ほな全部消えるやろ」
「‥‥‥」 
ほどなくお手洗いから出てきた女性が
「なんかあったん?」
「いや、べつに‥‥」
 
その数日前、
当ビル1階のパーマ屋さんが訪ねてきまして、
「ゆうべ店閉めるとき、1階のシャッター開いてました?」
「開いとったで。てっきり中に居てるとおもてたわ」
「いや、昨日閉めたのに今朝来たら開いてましてん」
そういえば、夜中にシャッター開く音が聞こえたような‥‥。
 
さらに数年前、
馴染みの男性客、まぁただの酔っ払いですが、
だ〜いぶ飲んではりましてお手洗いに。
出てきて元の椅子に座ろとした瞬間
「あっ、すんません」ゆうて隣の椅子に。
え〜と‥‥店内には彼と、私と‥‥以上。
誰にゆうてんやろ?
 
ただ、これ全部、
助手のトトが居てへんときのこと。
このへんに何か手がかりがありそうな。
そういえば、
誰も居てへんのにいきなり「ワンワンワン」ゆうときがありますが、
ひょっとして透明のお客さんがいてはんの?
 
EMILIANO
 
 
 
 
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2010年03月13日

MILAN,PARIS,NEW YORK

 
 
年に一度の確定申告の作業も何とか片付けてちんたらしよかと思い
こないだ服屋のにーちゃんに教えてもろたサイト、
貧乳サイト‥‥やのおてファッションサイトなるもんを見てました。
http://thesartorialist.blogspot.com/
 
ミラノやらパリやらニューヨークやら‥‥
街行く人々のスナップ写真集めただけのブログなんですが、
基本的にはシロートさんらしい。
ほんまかいな!と疑いたくなるほどプロっぽい。
なんせかっこええんです。
 
ずっとスクロールしていったら、
パリのカフェと思われる場所で食事中の女性。
おいしそうなサラダ‥‥かな?
実はこの女性、パリに行けば必ず会って泊めてもらう‥‥嘘です。
 
そんな話はさておき、
赤いジャケットがほんまかっこええし、
マフラーやハットもオシャレですなぁ。
モデルさんちゃいますのん?
 
で、ふと足元に目を。
女性の足元は目が離せません。
 
‥‥靴下の色が右と左で違うんや。
私、こんなんあるって知りませんでした。へぇ〜。
やっぱりモデルさんなんちゃうん?
 
‥‥靴、半分脱げてる。踵ういてまっせ。
紐も結んでるんやら解けてるんやら‥‥。
そおいえば、当店でも靴脱いで
足プランプランさせながら飲んでる女性いてはりますわ。
っちゅーことは、多分この人シロートかも。
 
さらに足元の奥、
カバン地べたに置きっぱなし。パクられんで。
けっこうええかげんな人なんかも‥‥。
っちゅーことで、やっぱりこの人シロートと断定。
 
ちなみに当店でこれやると、
もれなくトトが中味物色。
一度カバンの中からチョコレート発見、
今まさに銀紙に歯型が付いたとこで現行犯タイホされました。
足元注意。
 
そやけどオッシャレなねーちゃんやなぁ‥‥。
貧乳サイトの次にお気に入りっと。
 
EMILIANO
 
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2010年03月10日

RESPECT

 
 
昨日の夕刊を読んでて、
遠い過去のことが蘇ってきました。
 
私の父はタクシーの運転手をしておりました。
晩年は個人事業主になりましたが、
私が子供の頃はタクシー会社のドライバー。
 
私の記憶の中でも、
3回ほど顔に紫色のアザ作って帰ってきたことがありました。
いきなりグーで殴られて気ぃ失ってしもてるあいだに
売上げ持って行かれたんやとか。
強盗です。
幼ごころにタクシーの運ちゃんにだけは、ならんとこと思いました。
 
そんな危険な運ちゃん業でも、たまにはええこともあったようです。
父はいつも大阪の朝日放送前でお客さん乗せてたようですが、
そらもうしょっちゅうタレントさんやらを乗せてはったみたい。
サインもようさんもろてましたわ。
 
タレントさんとちゃいますけど、
当時、神戸の王子動物園で飼育の仕事してはった
亀井一成さんとは親しくさせてもらってたみたいです。
この方、未熟児のチンパンジーを自宅で我が子のように育ててた方で、
初代のチェリーから4代目の神(しん)ちゃんまで、
動物園に戻せるまで家族総出で4匹のチンパンジーを成長させはった。
その奮闘ぶりをテレビで御自身が紹介するために、
ちょこちょこ朝日放送に来てたそうです。
そこで私の父のクルマに乗ってもろてたわけですわ。
そういえば、
出来立てほやほやのシンフォニーホールのチケット手配してくれたんも亀井さんやったかな。
30年以上前の話です。
 
そのころ、何度か王子動物園に行って、
チンパンジーの神ちゃんを抱っこさせてもらいました。
オヤジのコネです。
写真とってもろたり、子供のころのええ思い出です。
 
昨日の夕刊で知ったこと。
亀井さんの奥様がお亡くなりになられたこと。
御主人が連れてきたチンパンジーにベビー服を着せ、
ミルクを飲ませ、おしめを換え、
ときにはおんぶに抱っこであやし、寝かしつける。
母親としての振る舞いやったそうです。
 
その記事を読みながら、
ふと、動物園に行ってみよかなと。
最初に亀井さんと御家族が育てたチェリーは、
47歳になった今でも元気に暮らしてるみたいやから。
 
EMILIANO
 
 
 
 
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2010年02月22日

TACTICS

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今日はええ天気です。
ポカポカ陽気で、パブの本場やったら外で飲みたなる天気。
しかし、 
テレビの前から離れられません。
バンクーバーオリンピックのカーリング。
これ、ほんまおもろい競技ですわ。
 
大阪に住んでたら、
カーリングのテレビ中継なんか4年に1回しかあらへん。
せめて世界選手権も見てみたいもんです。
 
このカーリング、なにがおもろいか。
とにかく、やらしいスポーツです。
相手のストーン蹴散らしたり邪魔したり。
えぇ〜‥‥そんなことまでしますのん?
あんなことやこんなことまでやりやがる。
この嫌がらせにも似た作戦が私の性格にばっちり適合。
ほんまおもろいスポーツです。
 
で、やっぱり強豪チームにはいてるんです。
やらしそうなおばちゃんが。
えぇ〜‥‥そんなことまでしますのん?
これがまた寸分違わぬ正確さ。
このテクニックがまたやらしい。
日本のピチピチの乙女たちが苦戦すんのもわかる気がしますなぁ。
大阪のおばちゃん入れたほうがええかも。
 
先日、
カーリングの日本対英国戦の中継。
英国人の3人組と観てました。
ゲームは日本有利でも店内は形勢不利。
若いブロンドちゃんは
「カーリングてスコットランド発祥やねんで。あたしのパパママはスコットランド人」
自慢しやがる。おまえら負けてるやんけ、この小娘。
 
そこに我がニッポンの古娘3人組登場。
4対3で形勢逆転。
アラフォー世代は小娘たちにゃ〜負けません。
ブラウン管(いまだに‥‥)の中も店内も、
日本の圧勝に終わったのでした。
当店でチーム作ってソチオリンピック目指してみる?
かなりやらしいチームになりそやけど‥‥。

EMILIANO


 
 

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2010年02月17日

SMILE & HAPPY

 
腐れ縁の友人たちってゆうのが何人かいてまして、
学生のころはつるんでアホなことばっかりやってたけど、
その後、
えっ!てゆうような絵に描いたようなサラリーマンに変身したやつやら
ちっとも儲からん商売に手ぇ出してるやつやら‥‥そら私か。
そんなやつらとたま〜に会うのは楽しいもんです。
 
神戸は三宮界隈で居酒屋やってる友人がいてます。
女将さん‥‥たぶん奥さん‥‥いや、きっと奥さんと二人でやってます。
この奥さん、ちゃきちゃきの姐御でして、
「けたくそ悪いわ」とかいいはりますが、
なかなかええダシの出てるおねーさんでして、
友人の通称”パパ”とふたり、店名の”笑和屋(しょうわや)”の通り
笑って和めるあったかいお店です。
 
で、このパパ。
学生のころはよう世話になりまして、
こいつがおらんかったら試験に困る、いわば私の単位を握り締めてるキーマンやったことは事実。
普段は消えておらん私が試験前にふらりと現れ、
パパにノートもろてまたふらりと消える。サイテーなやつです。
で、そのノートを縮小コピーの縮小コピーの縮小コピー‥‥
それ以上いえません。
 
しかし私もパパの弱みを握っておりまして、
今は飲食店やってるわりに昔はあんなことやらこんなことまで‥‥
それ以上いえません。
 
とゆうわけで、こないだ行ってきまして、
店内は即席プチ同窓会。
だし巻きたのもと思ったら、
女将さん「家庭料理に餓えてるん?」
ほっとけっちゅうねん。
 
で、食べ終わってから
あっ、写真撮んの忘れとった。
なのでこいつのせときます。
小料理と焼酎好きやったら是非のぞいてやってください。こちらです。
 
EMILIANO
 
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2010年02月11日

GROW UP

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ヤツは2004年の2月11日にこの世に生を受けました。
6匹きょうだいの唯一の女の子。
初めて私と対面したとき、
ヤツはまだ手のひらサイズで、
さっそく袖先におもらししやがった。
まぁまぁ子犬のするこっちゃさかい。
 
3ヵ月後、いよいよ職場デビュー。
それなりにトイレとかの練習はしたんですが、
愛想もへったくれもあらへん他の兄弟たちとはまったく違い、
合う人合う人みんなに歓喜の舞。
人と合うのが嬉しいてしゃあない。
で、そのへんに水たまりが‥‥。
”うれション”ゆうやつ。
まぁまぁ子犬のするこっちゃさかい。
 
それ以来、
ヤツは数々のお客さんの犬嫌いを克服させてきたわけでして、
どっかの国の首相以上に友愛精神旺盛です。
が、しかしいまだに子供と某獣医さんだけは苦手なようでして‥‥。
獣医さんには、鳴き死ぬんちゃうかゆうぐらい吠えまくりよるし、
子供さんが来たらハウスに入ってしもて、引きこもり。
「トト、出といで〜」ゆうても
「トトはそんなん聞こえてへんねん」ゆう顔で無視しやがる。
まぁまぁ子犬の‥‥
いつのまにかオトナになってやがった。
トトは6歳になりました。
これからも可愛がってやってくださいね。
 
EMILIANO
 
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2010年02月05日

WIENER KAFFEE

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数日前の新聞に載ってましたけど、
オーストリアはウィーンのカフェが危機的状況らしい。
な、なんやてぇ!
ウィーンのカフェゆうたら本場のウィンナコーヒー飲めるとこやんけ。
そらあかん。なんとかならんもんやろか。
 
日本では、ウィンナコーヒーゆうたら
コーヒーの上に生クリームをドバッとのせたやつ。
最近あんまり見ませんな。
だ〜いぶ前ですが、
ふと、ウィンナコーヒーのほんまもんてどんなんやろ‥‥?
そないおもてチラッとウィーンに寄ったことあるんです。
 
さっそくカフェに行って「ウィンナコーヒーひとつ」
ほどなく出てきたやつは、
でっかいカップにてんこ盛りの生クリーム。
上からチョコチップなんかふりかけたある。
う〜ん‥‥
きっと生クリームの下にコーヒーが隠されてるんやろうけど、
そこまでたどり着けるやろか?
 
生クリームをなんとか制覇してやっとコーヒーにたどり着いたら、
そこはコーヒーではなくカプチーノ状の液体。
ようはミルクコーヒーですわ。
生クリームと牛乳。乳、乳、乳‥‥。
日本で飲むのとえらい違いです。
ほんまにこれがウィンナコーヒーなん?
 
せっかくやし、アタマの中で発生したほんまもんウィンナコーヒー疑惑を晴らすために
もう一軒行ったろ。
「ウィンナコーヒーひとつ」
ほどなく出てきたやつは、
でっかいカップにてんこ盛りの生クリーム。
さっきとの違いはチョコチップやのおて、
いかにも健康に悪そうな色のトッピング材がふりかけたある。
どおやら、なんかふりかけるんがルールのもよう。
で、中味。
生クリームを義務のように制覇して現れたんがカプチーノ状の液体。
生クリームと牛乳。ちち、ちち、ちち‥‥。
まぶたにホルスタインがちらつく‥‥。
 
結論。
日本のウィンナコーヒーはおいしい。
が、しかし、
強烈な”ちち”のインパクトも忘れられへんよなぁ。
 
ウィーンのカフェの危機。
どおやら公共スペースの禁煙化の義務付けでお客さんが激減したことが原因やとか。
およそ15坪以上の店では完全分煙せなあかんらしい。
が、ウィーンのカフェてでっかい店が多いんで工事代が数千万円するらしい。
で、工事代あらへんから店閉めるとこも出てきてるんですって。
反面、スタバとかのアメリカ系のカフェはすっきり爽やか禁煙店で繁盛してるそうです。
ってことは‥‥
伝統的なカフェはスモーカーしか来んかった‥‥。
難しい問題ですな。
15坪ゆうたらウチも対象になります。
ちょっと考えさせられます。
あの乳くさいウィンナコーヒーが飲まれへんようになるかもしれんのやったら‥‥。
 
EMILIANO
 
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2010年01月25日

TRAVELER

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おっ!目ぇおうた。
ウィンクしたったら間髪いれずウィンクがえししてくるべっぴんさん。
そんなイタリアのおねーちゃんが大好きです。
 
バールでグビッとカフェを流し込んで、
ほな行こかと出口に向かうと、サッと扉を開けてくれはって
「気ぃつけて」
そんなイタリアの伊達オトコも大好きです。
もちろん親指たててウィンクつき。
中指やったらえらいこっちゃ。
 
お客さんのKバヤシくん夫妻が、
年末年始のイタリア旅行の土産ばなしをしにきてくれはりました。
もちろん土産つき。すでに私の体内に吸収されてしもてますが。
イタリア、楽しかったみたいやね。
特に嫁のKガワ。またいきたいわぁ連発してやがった。
 
彼らの旅行記がパソコンで見れるようなんで、
さっそく拝見させてもらいました。
冬のヨーロッパ。よろしいですな。
よかったらみなさんも彼の旅行記、見てみてください。
冒頭の写真は彼のんです。勝手につこてごめんやで。
http://4travel.jp/traveler/ttyk/album/
 

EMILIANO
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2010年01月12日

AUTOGRAPH

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すっかり正月気分も抜け去り、
気がつけばすでに1月中旬。
恥ずかしながら、
いまだ成人式は1月15日と脳ミソにインプットされてる私は
この月曜が成人の日と気づいたのは正月明けでした。
それもお客さんからの問い合わせで気づく始末。
「今度の日曜あけますの?」
えっ!なんで‥‥・?
日曜日といえば定休日。あけるわけないやん‥‥いや、あけます。
正月にもうちょっと休んどけばよかった。
 
年末年始に旅行やら帰省やらで出かけてた方々もいてはるようで、
そらもう、あんなとこやこんなとこも。
土産ばなしを聞くのは楽しいんで好きですが、
”おみやげ”はもっと好きです。
はぁ〜ええなぁ〜。
 
私といえば正月から掃除などしてまして、
特に倉庫。
空き瓶の山です。
旅先でこうてきた1点もんなんで、なかなか捨てられへんのですわ。
花瓶に使えそうなやつもあるんですが、
家じゅう花だらけになりそうなぐらいいっぱいありよる。
結局捨てられへんさかい、そのまんま放置やったんです。
 
その空き瓶の山から懐かしいボトルが出てきまして、
え〜と、いつのんやったっけ?
5年ぐらい前やったか、
レンタカーでスコットランドをひたすら走ってたときに寄ったエドラダワー蒸留所でこうたやつ。
別に思い入れが強いわけでもなんでもあらへんのですが、
蒸留所内の見学にスタッフひとり付きっきりで、
たっぷり時間とってくれはって、どうでもええようなとこまで案内してくれたんです。
客は私ひとりやったんで、そうとう閑やったんでしょう。
で、「ここでしか買えんボトルあるさかい、よかったらこうて行き」
しっかり営業してやがる。
「わかりました。買いましょう!」
ええカモです。
数種類の中からチョイスして、「これ、包んで」
「よっしゃよっしゃ、ほなラベルにワシのサイン入れといたるわ。」
えっ‥‥?
「実はワシ、ここのマネージャーやねん。一番えらいねん。」
まぁ、一番えらいねんとはゆうてませんが、
自分からサインしたるわってゆわれたんは初めてですわ。
 
気弱な旅行者が断りきれずにこうてしもたサイン入りのボトルは、
別に思い入れが強いわけでもなんでもあらへんので、
さっそく店頭にならべて売ったわけですが、
「ここでしか飲めんボトルあるさかい、よかったら飲んで行き」
しっかり営業してるやがる私。
「わかりました。飲みましょう!」
ええカモでした。
で、土産ばなしを披露するんですが、
皆さんも土産ばなしより”おみやげ”が好きなようで‥‥。
 
そんなことを思い出しながら、
はぁ〜、やっぱり捨てられへんわぁ。
次々に増え続ける空き瓶たちは、
やっぱりウチの倉庫が安住の地のようです。
 
EMILIANO
 
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