すっかり正月気分も抜け去り、
気がつけばすでに1月中旬。
恥ずかしながら、
いまだ成人式は1月15日と脳ミソにインプットされてる私は
この月曜が成人の日と気づいたのは正月明けでした。
それもお客さんからの問い合わせで気づく始末。
「今度の日曜あけますの?」
えっ!なんで‥‥・?
日曜日といえば定休日。あけるわけないやん‥‥いや、あけます。
正月にもうちょっと休んどけばよかった。
年末年始に旅行やら帰省やらで出かけてた方々もいてはるようで、
そらもう、あんなとこやこんなとこも。
土産ばなしを聞くのは楽しいんで好きですが、
”おみやげ”はもっと好きです。
はぁ〜ええなぁ〜。
私といえば正月から掃除などしてまして、
特に倉庫。
空き瓶の山です。
旅先でこうてきた1点もんなんで、なかなか捨てられへんのですわ。
花瓶に使えそうなやつもあるんですが、
家じゅう花だらけになりそうなぐらいいっぱいありよる。
結局捨てられへんさかい、そのまんま放置やったんです。
その空き瓶の山から懐かしいボトルが出てきまして、
え〜と、いつのんやったっけ?
5年ぐらい前やったか、
レンタカーでスコットランドをひたすら走ってたときに寄ったエドラダワー蒸留所でこうたやつ。
別に思い入れが強いわけでもなんでもあらへんのですが、
蒸留所内の見学にスタッフひとり付きっきりで、
たっぷり時間とってくれはって、どうでもええようなとこまで案内してくれたんです。
客は私ひとりやったんで、そうとう閑やったんでしょう。
で、「ここでしか買えんボトルあるさかい、よかったらこうて行き」
しっかり営業してやがる。
「わかりました。買いましょう!」
ええカモです。
数種類の中からチョイスして、「これ、包んで」
「よっしゃよっしゃ、ほなラベルにワシのサイン入れといたるわ。」
えっ‥‥?
「実はワシ、ここのマネージャーやねん。一番えらいねん。」
まぁ、一番えらいねんとはゆうてませんが、
自分からサインしたるわってゆわれたんは初めてですわ。
気弱な旅行者が断りきれずにこうてしもたサイン入りのボトルは、
別に思い入れが強いわけでもなんでもあらへんので、
さっそく店頭にならべて売ったわけですが、
「ここでしか飲めんボトルあるさかい、よかったら飲んで行き」
しっかり営業してるやがる私。
「わかりました。飲みましょう!」
ええカモでした。
で、土産ばなしを披露するんですが、
皆さんも土産ばなしより”おみやげ”が好きなようで‥‥。
そんなことを思い出しながら、
はぁ〜、やっぱり捨てられへんわぁ。
次々に増え続ける空き瓶たちは、
やっぱりウチの倉庫が安住の地のようです。
EMILIANO
posted by Master at 14:45|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
日記