2009年07月15日

MOISTURE

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今年の大阪の夏はまだ過ごしやすいゆうか、
例年に比べて湿気が少ないような気がします。
夜なんか涼しいぐらいですもん。
空梅雨のせいですかね。
 
だいぶ前のことですが、
夏のイタリアへ行ったことあるんです。
行く前は友人知人みんな湿気あらへんし涼しいでとかゆうてましたけど、
結論は、暑いもんは暑い。
1週間とか10日とか、
短期間の旅行やったら湿気に慣れたカラダにはキツかった。
カラダの水分がどんどん蒸発していく感覚ですわ。
汗で濡れたシャツもすぐ乾きよるんで臭いもそらもうひどいもんです。
すぐカラダも乾くんで水分補給。汗出て乾いてまた補給。
長期間おったら快適なんでしょうけど。
 
そのとき、グラッパ酒の産地、バサーノデルグラッパに行ったんですが、
帰りの列車がえらい混んでまして、
コンパートメントはどこも満員。
通路には乗客があふれてたんです。
私は人ごみの通路で立ってたんですが、
暑さで脱水症状気味。
こんなときに限って持ち歩いてたペットボトルの水があらへんのですわ。
満員電車が適度にゆれて、だんだん気分悪なってきよる。
もおたまらんと思て床にへたりこんだんです。
そしたら、
すぐそばの補助席に座ってたおねーさんが声かけてくれはって、
へたりこむ私の前にかがみこんできたんです。
「いやいや、大丈夫でっせ」
 
さすが夏のイタリア人。
胸元ゆるめのシャツ着たおねーさん。かがみこんだら見えるがな。
ええ目の保養になるはずが、
しんどおてそんな余裕あらへんかったけど。
 
なんとか降りる駅まで持ちこたえ、
おねーさんにひと声かけてフラつく足で下車。
売店で水こおて、風通しのええ日陰のベンチでイッキ飲み。
みるみる蘇る私のカラダ。
落ち着いたところで、
もうちょっと見とけばよかったかな‥‥。
まぁ、自他共に認める貧乳派の私には、
そないに興味はあらへんねんけど。
気分悪うても、ふくよかなとこはしっかりと確認してまして‥‥。
 
EMILIANO
 
 
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2009年07月14日

FIERCE HEAT

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昨日はほんま暑かったですな。
各地で猛暑日やったそうですから暑いはずです。
 
今日ももちろん暑いんですが、
まず、当店のビルの給水ポンプがあまりの暑さで労働拒否。
うまいことなだめて、また気分よう働いてくれてます。
 
当店の冷蔵庫。
あまりの暑さに警告灯がピコピコ。
「暑いけど、とりあえず仕事やさかいがんばるけどよぉ」
そないゆうてるみたいです。
 
助手のトト。
涼しそうなとこ見つけてふんぞりかえってます。
こいつだけは完全に労働拒否。
毛皮着てるんで仕方ないですな。
理解あるボスです。
 
夏本番を前に不安要素だらけですが、
今週末の3連休は営業します。
ポンプと冷蔵庫とトトの悲鳴が聞こえそうですが、
やるときはやるんです。
 
EMILIANO
 
 
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2009年07月13日

ANALOG

 
 
暑いですな‥‥。溶けそうですわ。
例年に比べて、ちょっとはマシゆうても、
暑いもんは暑い。
昨日の定休日、溶けた分の補給のため、
夕方早い時間から自宅で缶ビール。
衛星放送で”インディジョーンズ”シリーズやってたんで、
それ観ながらグビグビやってました。
 
”インディジョーンズ”ゆうたら、私らアラフォー世代にとっては
大ヒットの代表的存在の映画。
去年、約20年ぶりに新作が出来たときは、
そら行っとかなアカンやろ思て、
ワクワクしながら観に行きました。
個人的には”バック トゥ ザ フューチャー”の最新作も作ってほしいですが。
 
先日、自宅の物置を整理してたら、
古いレコードがよおさん出てきたんです。
ほとんど父親が集めてたやつなんですが、
その中にビートルズのアルバムが何枚かありました。
私にとってビートルズは、そないに興味もあらへんし、
店によう来てくれるビートルズマニアのKMバラくんにあげよ思て、
彼に連絡しました。
ヤツはそのへんにいてるような大学生ですが、
ビートルズが好きで好きで、
ついにはリバプールまで行ってしまうような男です。
当たり前のようにレコードくださいと。
 
さっそく取りにきたKMバラくん。
年齢的にもレコードとは縁のない世代。
もしやと思い、「プレーヤーあんの?」
まぁ、持ってないんですが、レコードの聴き方もわからへんらしい。
33回転と45回転も知らんわけです。
そのとき店内におったおっちゃん連中が、やれレコードはやなぁとか
アンプはどーだスピーカーはこーやとか、好き放題言いやがる。
私も、そのおっちゃん連中のひとりやったんですが。
 
20年まえ、
CDが普及しだしてましたが、まだレコードも売ってたような記憶があります。
シネコンのない時代、
ハリウッドの超大作を、立ち観アリの、ギッシリつまった大劇場で、
”インディ”の活躍や”デロリアン”のタイムマシンに惹きつけられました。
 
レコードがCDに、大劇場がシネコンに。
聴いたり観たり、
その手段は変わりましたが、
例えば現役大学生がビートルズを聴いたり、
”インディジョーンズ”の新作に若いカップルが観にきてたり。
中味はちゃーんと引き継がれてるんですね。
そんな彼らは少数派やと思いますが、
おっちゃんは嬉しかったりするんです。
 
EMILIANO
 
 
 
 
 
 
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2009年06月29日

MEMORY

 
 
昨日の日曜日、ええ天気でしたな。
助手のトトを風呂に入れてやり、彼女も気持ちよさそう。
夕方、少し涼しなってからCD買いに梅田のタワーレコードに行ってきました。
 
先日このブログのコメントで指南いただいた、
ディランの”BLOOD ON THE TRACKS”。
で、梅田のタワーレコードにはようさんあるある、ボブ ディラン。
早速”BLOOD ON THE TRACKS”を手に取りレジへ。
「もう1枚買おたら15%オフですけど‥‥」店員さんの声。
「ええねん、これがほしいねん」オトナ買いしたいところをグッとガマン。
 
帰り、ふと思い立って北新地の某航空会社系ホテルへ。
もうだいぶ前ですけど、ここのメインバーにはちょこちょこ来てたんです。
かつてはスタッフの方々とも仲良くさせてもろてたんですが、
7〜8年ぶりにチラッと寄ってみたなりまして。
 
さすが日曜の新地のホテル。ガッラガラですわ。
カウンターの端っこに座り、瓶ビールを注文。
いつでもどこでもビールです。
一息ついて、なんとなく見覚えのあるスタッフの方とお話を。
彼は8年前からここで働いてるそうでして。
そういえば一番短いジャケット着てウェイターやっとった子や。
今は立派にカクテルつくってはる。
ちょっと嬉しなりました。
 
彼の話では、当時のスタッフは退職したり配置変えとかで、
残ってんのは現マネージャーと彼だけやそうです。
ちょっと寂しなりました。
 
しかし、当時よう一緒に飲みに行ってた会社役員のオヤジさんは、
今でも毎晩来てはるそうです。
このオヤジさんにはほんま世話になりまして、
新地のいろんなお店に連れてってもろてたんです。
寿司とか鰻とか。えらい豪勢です。
いつも世話になってるんで、「たまにはなんか奢りますわ」ゆうたら、
「牛丼かオムライスがええ」んやとか。えらい安上がりです。
飲みもんは決まってタンカレージンのペリエ割りwithライムピール。
今でもこれをずっと飲み続けてるんやそうです。
それ聞いて、ほんま嬉しなりました。
元気に遊び続けてはることに。
 
2本目のビールを飲み干して、
なんかごっついええ気分で帰路に着きました。
久々やったけど、フラッと寄って良かった。
帰って気分良くCD聴けるわ‥‥
そういえば、我が家にはプレーヤーがあらへんかった。
ちょっと寂しなりました。
 
EMILIANO
 
 
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2009年06月25日

ENNUI

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今年の6月は例年に比べて、
あの独特の蒸し暑〜い日が少ない気がします。
そやかて、暑いもんは暑い。
 
最近助手のトトは、1日中グタ〜ッとしてます。
この暑さの中、毛皮着てるようなもんですから、まぁしゃーないですわな。
犬でも夏はビールがうまいんでしょうか、
ちょびっとだけ皿に入れたったら必死で舐めよる。
大好きな”おやつ”より、ビールにハマってるようです。
さすが飲み屋の助手。
 
そんなトトですが、
しょっちゅう寝言いいよるんです。
「もにょもにょ‥‥ぅんぅんぅん」
人間の耳にはそんな音にしか聞こえへん。
どんな夢見てんのか見当もつかんのですが、
”オズの魔法使い”みたいな夢やったら、そら楽しいでしょう。
あの映画に出てくる犬も、確か”トト”やったような。
 
ここ数日間のお気に入りの場所は、店の入り口付近。
ドア開けっ放しやから風が通るんです。
そこでのんべんだらりん、アンニュイ〜な感じですが、
はっきりゆうて、堕落です。
店内から声かけたっても、チラッとみて、また堕落です。
お客さんに呼ばれたらシッポ振って寄っていきよるくせに。
ムカつくヤツです。
 
あまりにムカつくんで、閉店後にトト残してコンビニへ買出し。
夜中に一人ぼっちです。さぞ寂しい思いをしてることでしょう。
帰ってきたら、店の入り口でおすわりしてジ〜っと待ってやがる。
かわいいヤツです。
鍵閉めて、留守番褒めたろ思て振りかえったら‥‥
そそくさと知らん顔してふんぞりかえってやがる。
やっぱりムカつくヤツです。
 
EMILIANO
 
 
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2009年06月20日

CHAT

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このブログ読んでくれてはる方々はもう御存知やと思いますが、
私は旅行が大好きなんです。
その土地で、テキトーに歩くんが楽しいてしゃーない。
それが外国とかやったらワクワクしますわ。
 
イタリアなんかで手ぶらでぷらぷら歩いてたら、
どおゆうわけか、よう声かけられるんです。
夜中に一人で飲みに行った帰りなんか、
どっかのおっちゃんにしょっちゅう道聞かれる。
オレはツーリストやっちゅうねん。
フットボールの試合のチケット買いに行ったら、
どっかの兄ちゃんが「もうチケット売り出してるん?」やて。
おまえ地元のヤツちゃうんかい。
電車乗ってたら、「この電車どこ行き?」
ホームに書いたあるやろ。
まぁ、もともと彼らはおしゃべり好きなんですが。
 
みんな気軽に声かけてくるんですが、
声かけられるんやったら女性からがええですな。
街中プラプラしてたらパン屋さん発見。
ショーウウィンドウ越しに、うまそうなパン眺めてたら、
アルバイトと思しきおねーちゃんが焼きたてのパン並べはじめました。
ふと目が合うたんでウィンクしたったら間髪いれずにウィンク返し。
笑顔でなんかゆうてはる。
さすが本場のラテン。熱い。
 
また違う日、
街中プラプラしてたら高校生ぐらいと思しき5人娘発見。
すれ違いざま、声かけられまして、
「おっちゃんイタリア人?」
「あたりまえやん、正真正銘のイタリアーノやで。」
「やっぱりそうやんか〜」どうやら5人でなに人か当ててたもよう。
どこ見てゆうとんねん。オレがイタリア人に見えるんかい。
彼女たちフランスからやってきた旅行者やそうで、
ぺらぺらぺらぺら喋りよる。
さすが本場のラテン。熱苦しいわ。
 
以前、関東出身の男性に聞いたことあるんですが、
関西弁しゃべる女の娘は、そらもお、たまらんのやそうです。
熱さ加減が絶妙なんやとか。
さすがニッポンのラテン。
 
EMILIANO
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2009年06月19日

CULTURE

 
 
先週末、お客さんとマンガの話になりまして、
「マスター、よう読むん?」とか聞かれたんです。
実は私、マンガはほとんど読まへんのですが、
この10年、浦沢直樹さんのマンガにはちょっとハマったんです。
そのことゆうたら”モンスター”ておもろいよねって話になりまして。
 
この”モンスター”ゆう作品、
何年も前にお客さんに教えてもろた浦沢さんの作品で、
読んだことないゆうたら全巻貸してくれたんです。
優秀な脳外科医が命を助けた患者が、
実は旧共産圏で実験的に育てられた冷酷な青年で、
数々の事件を起こしていくストーリー。
舞台はドイツとチェコで、旧東ドイツや民主化される前のチェコの秘密警察の話とかも盛り込まれてて、かなりおもろいんです。
そんな話してたら、また読みたなりまして。
第1巻を読み出したら止まらんのです。
ほとんど一気読みですわ。
 
久々に読んで気ぃついたんですが、 
舞台がドイツとチェコだけにビールの描写がよう出てきよる。
これがかなりリアルでして、
どこの銘柄かわかるぐらい丁寧にラベル描いてはる。
注いだビールも、グラスの形状や泡のたち加減もほんまリアル。
アテに出てくるミュンヘンの白ソーセージはヨダレもんですわ。
 
浦沢さんの作品で私が好きなんは、
他にも”MASTER キートン”とかあるんですが、
この”モンスター”も含めて、
舞台になる場所とその時代背景をよう勉強してはるように思うんです。
加えてその土地の文化もよう理解してはるみたい。
食べもんや飲みもんなんかがそうやし、
欧州が舞台やったらフットボールも出てくる。
そやからグッとストーリーに引き込まれるんでしょうな。
今回読み直してほんまにそない感じました。
 
私も英国のパブみたいな店やりたい思て立ち上げましたけど、
ビールとかウィスキー売るだけやのおて、
英国の歴史的背景やら文化やらをもっと理解せなあかんなぁと‥‥ 
今気づきましたが‥‥‥このマンガ、
まだ借りたまんま返してへんわ。
 
EMILIANO
 
 
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2009年06月13日

RESPECT

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先日の新聞で知ったんですが、
私が通てた大学が廃校の危機に立たされてるそうです。
高卒で働いてたときに、
大学ゆうとこに行ってみよ思てとりあえず入ってみた学校やったんです。
こじんまりしたとこでしたが、なかなか居心地ええとこで
5年ほど世話になりましたわ。
 
卒業以来顔出したことなかったんですが、
廃校の危機ゆうんで、とりあえず学校のホームページ覗いたんです。
私の専攻はスペイン語。ゆうてもほとんど教室に行ったことのおて、
部活でフットボールばっかりやってましたわ。
で、授業にも出てへん私にちゃ〜んと単位くれてた、
当時の学科長のアルバレス教授が、
もう何年も前にお亡くなりになってたそうなんです。
 
教授はスペイン人で、
私の在学中には既にかなりのご高齢やったんですが、
若い頃にフランコ将軍の独裁政権から逃れて日本に辿り着いた、
波乱の人生を送りはった方。
ホームページでは、そのアルバレス教授の墓参りに、
スペインまで行かれた卒業生のことが写真つきで紹介されてました。
その写真には、ちょっと老けたけど、なんとなく見覚えのある顔が。
本文を読むと、たしかに”谷村さん”とある。
 
フットボール部の先輩で、私が1年生のときの4年生。
かなり恐い人で、よおドヤされましたっけ。
ドヤされてるうちはまだええんです。
黙りだしたら冷や汗もん。
いつ終わるかわからん、ひたすら続くダッシュが待ってるんです。
ず〜とダッシュしてたら、酸欠でアタマ痛なってきよる。
そのうち生あくび出てくるんですが、もう限界です。
一種のシゴキですが、限界を知ってはったんで安心感はありましたけど。
 
普段の谷村さんは、レゲエをこよなく愛する温厚な方。
私がレゲエバーに勤めてたときには、たまに来てくれてはりました。
卒業後、1〜2年ほど普通にサラリーマンしてはったんですが、
ある日突然スペインに行くゆうて、会社やめてしもたんです。
送別会をそのレゲエバーでやったんですが、
それ以来およそ20年、私は彼の消息を知らんかった。
今ではスペイン人の奥さんと2人の子供に恵まれて、
マドリッド近郊で暮らしてはるみたいです。
で、卒業生が教授の墓参りに来たときに案内役をされてるそうなんです。
 
思えば当時、バブル経済真っ最中で、就職にもあんまり困らん時代。
普通に働いてたらそれなりの賃金も貰えたはずやのに、
「アクセクした日本なんか魅力感じへん」ゆうて旅立った谷村さん。
まわりの人からは、だいぶ反対されてたようですが、
私には最高のオトコマエに見えました。
時に恐怖を感じる人でしたが、
今なら、
スペインに彼を訪ねて、
シェリーを飲みながら一晩中でも語りあいたいと思うんです。
 
EMILIANO
 
 
 
 
 
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2009年06月03日

TENSION

 
先日テレビの衛星放送で”クライマーズハイ”を観てました。
1985年の日航機墜落事故を取材する地元新聞社を描いた映画。
当時高校3年やった私は、部活の練習を終えて帰るとき、
生存者が見つかったと歓声が上がる職員室に入って見たテレビの、
ヘリコプターで吊り上げられる、
自衛官にしっかりと抱きかかえられた少女の映像は、
今でも鮮明に覚えています。
 
一昨日、
ブラジルを出発したエールフランス機が大西洋で消息を絶ったとか。
現在までの報道では、残骸も見つかって、墜落はほぼ間違いないんやそうです。
 
私、実はむかしパイロットになりたかったんです。
航空自衛隊に入るにはどないしたらええんやろって、まじめに考えてました。
そのくせ、いまだに飛行機に乗って客席に座ったら緊張するんです。
落ちたらどないしょって。
滑走路の端にたどり着いて、さあいよいよ離陸やでってとき、
もおドキドキですわ。
滑走して背中にGがかかったら体は硬直。
歯医者さんの診察椅子に座って、
となりの治療中の音聞きながら順番待ちしてるときの気分です。
で、離陸した瞬間、あきらめですわ。パイロットさん、たのんますって。
 
数年前、関西空港で乗った飛行機。
そそくさと座ってシートベルトもバッチリ着用。
滑走路の端まできて、さあいよいよ離陸。
どんどんスピードアップして背中にGがかかって、
いつものように固まってる私。
と、突然減速して機内アナウンスが。
計器の不調でもう一回やり直しやとか。大丈夫かいな‥‥。
なにより、もう一回硬直させるんかいな。
 
それ以来、私は空港に着けばまずビールを飲みます。
何杯かおかわりして酔おてしまいます。
あとは飛行機に乗ってシートベルト着用、ひたすら寝る。
目覚めたら空の上。あきらめるしかあらへん。
できれば着陸するまで熟睡しときたいけど。
 
まあ、こんな好き勝手なことゆえんのも、
乗務員の方々を信頼してるからなんですけどね。
大西洋沖に消えたとされるエールフランス機のスタッフも、
きっと最善の努力をされてたはずです。
なんとか、たとえ一人でも二人でも救助されることを願います。
 
EMILIANO
 
 
 
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2009年05月27日

DISEASE

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二週間ほど前から助手のトトがお休みをいただいておりました。
年一回のワクチン接種のために、親類に預けて獣医さんに連れてってもろてたんです。
で、昨日から職場復帰。
 
親類ゆうても姉なんですが、
犬2匹飼おてまして、掛かりつけの獣医さんがいてるんです。
トトもいつもその獣医さんに診てもろてるんです。
気になるところを獣医さんに伝えてくれたんですが、
1つは食欲不振。
最近ほんま食べへんかったんですわ。
単なるわがままやと思ってたんが、実はトト、想像妊娠してるらしい。
お乳が張ってるんですって。
そんでもって悪阻の症状もあって食欲不振なんやとか。
いつまでも子犬や思てたけど、しっかり母性に目覚めてるんですかねぇ。
 
気になるところはもう1つ。
トトは5歳になりますが、未だに留守番がでけへん。
とにかく独りぼっちになったら、ず〜っと鳴いてるんです。
近所の人に聞いたら、1日中鳴き続けてるみたい。
これは躾の問題?
いやいや、獣医さんにゆわすと、
”分離不安症”ゆう立派な病名の付いた病気なんですと。
最近は人間にも色んな精神的な病があると聞きますが、
犬の世界にもあるんですねぇ。
要するに、独りぼっちになったら寂しくて寂しくて、
どうしようもなく不安になって鳴くんですって。
いや、”泣く”が正しいかも。
いつまでも子犬や思てたけど、やっぱり子犬のままなんかな。
「わたしゃ病人やで、労わりや」ってな、ずる賢い顔してるようにも見えますが‥‥。
 
EMILIANO
 
 
 
 
 
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2009年05月26日

ROMAN

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堺は私が生まれ育った町ですが、
この、地元の町について全然知らんかったことってけっこうあるんです。
 
先週のこと、”堺文化財特別公開”ゆうのがあったんですが、
そもそも堺に国の重要文化財があることすら意識したことない私。
地元の歴史と文化に触れようと、いそいそと旧市街まで出かけたんです。
 
今回公開されてたんは、”南宗寺””大安寺””妙國寺”。
それぞれのお寺にある重要文化財を、ガイド付きで一般公開するもの。
中でも私が興味を持ったのが”南宗寺”さん。
このお寺には徳川家康の墓があるんやとか。
 
”唐門”ゆうとこから入るんですが、この門にはしっかりと葵の紋章が。
ここをくぐったところに東照宮があったそうです。
先の大戦での空襲で焼けたそうですが。
この奥に無銘墓があるんですが、ここに家康が埋葬されてたらしい。
 
大坂夏の陣で堺に向かう家康が豊臣の刺客に襲われ、
到着したときには絶命してた。
こりゃいかん。こっそり埋葬して、さも家康まだ健在とみせかけてた。
家康影武者説につながるエピソード。
二代将軍秀忠、三代将軍家光が立て続けにこの寺を参ってはる。
秀忠は墓参り、家光は墓前に代替わりの報告のため。
このことを記した板額も現存する。
 
確かにガイドさんの話はつじつまが合う。
葵の紋章、東照宮、無銘墓に将軍お成りの板額、
よくゆわれてる影武者説‥‥。
でもまぁ、東照宮は焼失してるし墓は無銘、板額は古すぎて字は読まれへん。
この話が事実かどうかやなんて、私にはどうでもええことです。
こおゆう話にロマンを感じることができれば、私には十分。
伝説とはそおゆうもんやと思います。
 
ほかの二つのお寺さんも廻りましたが、こちらにももちろん興味深いエピソードがありました。
三寺院を廻って思ったこと‥‥
堺に生まれ育ったこと、ちょっと誇らしい気分。
ですが、その日以来どおも肩と首が痛おて痛おて。
徳川家のなんかが乗り移ってんやろか。
やとすれば、あの伝説はほんまの話なんかも‥‥。
 
EMILIANO
 
 
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2009年05月11日

DISH

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このところ昼間は夏日ですな。
昨日は定休日。
コーヒーでも飲もおもて、午後からたまに寄せてもらうカフェに行きました。
ところが暑い暑い。
コーヒー飲むつもりが急遽ビールに変更。
キンキンに冷えたグラスに、これまたキンキンに冷えたハイネケンを注ぐ。
天気のええ休日の午後にグビリグビリやるのは最高。
これでちょっとしたアテでもあったら完全に根ぇはえますわ。
 
最近はいろんなビールを売りにしてる飲み屋さんも増えてきてるようです。
こういったお店やビール愛好家の方たちは、
ビールにあうおつまみもよく研究されてるみたいです。
ビールに限らず、相性のええ飲みもんとつまみを合わせんのを
かっこよく”マリアージュ”ゆうんやそうですが、
私は”飲みもん”と”アテ”いいます。
数年前に愛好家の女性と話す機会があったとき、彼女は
「いろんなスタイルのビールとデザートの”マリアージュ”のイベント企画してるんですよね〜」とおっしゃる。
私が「どんなタイプのビールに甘いもんアテにしはるんですか?」って聞いたらキョトンとしてはりました。
そおいえばビールにもいろんな種類があるんですけど、
愛好家の方たちはこれを”スタイル”ゆうんやそうです。
 
ビールにあうアテとは‥‥。
以前テレビで見たんですけど、チェコの首都プラハのビアホール。
裏の工場で作ったダークラガーを、おっちゃんがひたすらジョッキに注ぎ続けてるんです。
そのジョッキを、若いウェイターがお盆の親分みたいなやつに20個ほどのせてホールで売り歩く。
ただその繰り返し。
アテはソーセージのみ。おばちゃんが日がな一日鉄板で焼き続けてるんです。
それを若いウェイトレスが皿の親分みたいなやつにのせてホールで売り歩く。
ただその繰り返し。
お客さんはそのビールとソーセージを実にうまそうに口にするんです。
この店、もう何百年もずっとこのカタチで営業してるそうです。
 
”マリアージュ”ってフランス語で結婚の意味やそうです。
料理やお酒の世界では、もともとワインと料理の相性の良さで使われる言葉やったみたいです。
今ではビールや日本酒と料理やデザートにまで使われるようになりましたが、
そんな言葉が使われる前から、このプラハのビアホールは最高の”マリアージュ”を実践してるんですね。
それは例えば、英国のパブやフランスのカフェやビストロ、イタリアやスペインのバールもそうやと思います。
もちろん日本の居酒屋さんも。
 
しかしながら、こんなんゆうても当店にはアテがほとんどありません。
皆さんが持ち込んで‥‥否、差し入れ歓迎ゆうことで。
 
EMILIANO
 
 
 
 
 
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2009年05月09日

NOISE

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ひとりで旅するとき、私はたいてい安宿に泊まります。
英国ならベッド&ブレイクファスト、通称”B&B”はなかなか快適。
もともと普通の民家で、子供たちが独立したあとの空き部屋を朝食付きで貸してくれる宿です。
部屋は清潔やしシャワールームも貸してくれるんで、
寝泊りするには十分。
豪華な英国風の朝食が付いて1泊20〜30ポンドぐらい。
ただ、
やっぱり普通の民家の間借りなんで、多少気ぃ使うところもあります。
特に私のようにパブめぐりして夜中に帰ってくるもんにとっては、
借りた鍵でそーっとドアを開けて、忍び足で部屋に戻らなあかんので。
まるでドロボーですわ。
 
とゆうことで、私は安ホテルのほうがラクです。
狭い部屋ですがベッドはあるし、
共同シャワーが多いですけど、運がよければシャワー付きの部屋が取れたりします。
フロントには夜中でも誰かいてくれてます。
たいていは愛想のない兄ちゃんですけど、
おかげで夜遅くまで飲み歩いてても大丈夫。 
しかしまぁこんな安ホテル、
歩いただけでギシギシゆうし、音とかもよお響くんです。
まぁ”B&B”やないんでそんなに気ぃ使わんのですが。
 
エジンバラでのある日の晩、
パブで何杯か飲んでホテルに帰ったんです。
フロントで鍵を受け取り階段を上って部屋に続く廊下をギシギシゆわせながら歩いてると、
私の部屋の方からなんやら怪しげな声が。
どない聞いてもアレの最中の声。
そのまま歩いていくと、どうやらお隣さんのもよう。
頑張んのはええけど廊下までまる聞こえやでと思いながら、
その部屋通過して自分の部屋へ。
そしたらまぁ廊下以上に響くんですわ、隣の声が。
そのうち終わるやろ思って無視して読書でもしてたんですが、
いっこうに終わらん。
その時点でかなり飲んでた私ですが、
しゃぁない。もう1軒飲みに出かけましたわ。 
1時間ほどたって帰ると‥‥まだやってやがる。
結局となりのカップルは激しい一夜を過ごしたようで‥‥。
 
こんなことなら多少気は使えど、B&Bに泊まったほうが良かったかと。
翌朝、寝ぼけ眼で朝食をとりに廊下へ出ると、
隣のカップルも出てこられました。
茶色い髪のその女性、ニコッと笑って”MORNING!”やて。
丸聞こえやっちゅうねん。
以後、女性と泊まるならチープなホテルはやめとこ思いました。
 
EMILIANO
 
 
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2009年05月04日

BANQUET

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昨日は定休日。我が家で友人たちと宴会。
ゴールデンウィーク中とあってか、10人以上来てくれてました。
家族連れもいましたが、トトがおったんで子供も退屈することなく、
真昼間からスタートしました。
 
みんな各々ワインを持参してくれまして、
肉や魚を焼きながらワイワイガヤガヤ。
飲みたいもん勝手にマイグラスに注いでは飲み注いでは飲み。
1ケース用意してあった缶ビールも日が暮れるころには無くなり、
15本あったワインもカラ。
みんなただの酔っ払いです。
夜はこれから。
急遽スーパーへ買いに走り、またまた注いでは飲み注いでは飲み。
最初はみんな椅子に座ってたんが、
気が付けば地ベタに座り込むヤツも。
完全に酔っ払いです。
 
私自身、給仕は人に任せて、
自分のグラスと箸と皿だけキープして、
椅子にふんぞり返って一歩も動かん王様気どりでしたけど。
実際は酔おて動けんかっただけですが。
 
そのうち玄関先で、あられもない格好で倒れこんでる女性や、
部屋の隅っこでひっくり返って熟睡してる女性も。
恐るべし独身女性。かなりオトコマエです。
そおいえば、ワイン注いでまわったり肉や魚焼いてたんは野郎どもやったよおな‥‥。
 
時計の針が夜中の12時を回るころ、
10時間近く続いた楽しい宴もようやく終焉。
それぞれ自宅へと帰って行きましたが、
近所の公園を家と間違えて脱ぎだしてないやろか‥‥。
ちょっと心配です。
 
EMILIANO
 
 
 
 
 
 
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2009年05月02日

GHOST

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数日前の”天声人語”によると、
暑くなると足元のおぼつかないのがこの世にあらわれて、
あちらの世界では下半身が主の帰りを待ってるんやとか。
 
以前からなんですが、”助手”のトトはたまに誰もおれへんのに
急に吠え出すことがあるんです。
ひょっとして足元のおぼつかん半透明のお客さんがいてはるんでしょうかねぇ。
私には見えへんのですが。
 
パブの本場英国でも、幽霊さんが出るゆわれてるパブがあるんです。
私、その手の話が苦手なんですが、
一度だけ勇気を振り絞って行ったことあるんです。
 
スコットランドはエジンバラにあるそのパブ、
名前は確か”WHITE HART INN”やった思います。
恐る恐るドアを開けて入ってみると、
な〜んや、普通のパブやん。
安心してカウンターでビールとサンドイッチを注文。
サンドイッチは出来たらテーブルまで持って来てくれるゆうんで、
ビール片手に壁際のテーブルへ。
ふと壁を見ると、なんやら古そうな新聞記事が貼ってある。
電子辞書で訳してみたら‥‥やっぱり出るらしい。
この記事、どおもダイスポとは違う感じ。
やっぱり出るんかも。
そおいえば、さっきの店員さんも青白かったよおな‥‥。
はよ退散せなアカンわと思いきや、そんなときに限ってサンドイッチがなかなか来ない。
やった出てきたサンドイッチを一気食いしてそそくさと店をあとにしました。
 
この手のパブ、実は英国中にあるらしく、幽霊さんを売りもんにして人気あるんやそうです。
幽霊さんは寂しがりやで、人の集まる賑やかなとこが好きいいますから。
相乗効果ですかね。
とゆうことは、当店には集まってこんわなぁ。安心安心。
ではいったいトトは誰に向かって‥‥
 
EMILIANO
 
 
 
 
 
 
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2009年04月24日

ABNORMALITY

 
草gくんがタイホされましたね。
いやはや、公園で素っ裸で叫んでたとは‥‥
ストレスなんでしょうかねぇ。
ただの酔っ払いならば、個人的には少し親近感に似たもんを感じます。
にしても、鳩山大臣に”最低の人間”呼ばわりされてるようですが、
そんな人CMに使こうた機関のボスなんやし、
問題発言も多い人なんで、最低ゆわれんのもちょっと可哀想かと思うんですが。
 
それはさておき、
酒に酔ったら脱ぎだすヤツってたまにいてますわな。
私の学生のときの友人にもひとりいてました。
そいつ、今はべっぴんの奥さんと、
三ノ宮で焼酎専門の居酒屋やってます。
いつもキリっとした表情で黙々と料理作ってるんですが、
昔は酔っ払って歩いてたらいきなりパンツ脱ぎだしよった。
女の子おってもお構いなしですわ。
彼女たちもゲラゲラ笑ろてましたけど、
完全にワイセツ。
 
当店でも以前ありました。
某プロスポーツチームの選手たちと、
チアリーダーの女の子たちが団体で来てはったときです。
スポーツ選手ってかなり飲みよる。
そのうち選手のひとりがトイレに入ったまま出て来んのです。
大丈夫かと思てたら、素っ裸になって出て来よった。
スッポンポンです。
こいつも女の子おってもお構いなしですわ。
彼女たちもゲラゲラ笑ろてましたけど、
完全にヘンタイですわ。
一応キツ〜く注意しときました。
 
彼ら、今やったらチカンとかセクハラとかゆわれてもおかしないんでしょうねぇ。
ところがその時のまわりにいた女の子たち、
嫌悪感どころかむしろ楽しんでましたわ。
草gくんのまわりに彼のファンたちがおったら、
やっぱり喜んでたんでしょうかねぇ。
そしたらタイホはなかったかも‥‥
いやいや、やっぱり公園ではまずいわな。
 
EMILIANO
 
 
 
 
 
 
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2009年04月17日

LIKE

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”助手”のトトは食いしん坊です。
いつものご飯はオーガニックのドッグフード。
こいつが米より高い贅沢品。
ジャンクフードに侵された私が、せめてトトだけはええもんを、と
ペットショップ版ブティックみたいな
芦屋のペットグッズ屋さんに送ってもらってるんです。
ご飯といえばこれしか知らんトトは、
散歩から帰ると、「早く早く」とご飯を要求してきます。
 
いつものおやつはオーガニックのささみジャーキー。 
こいつも芦屋から送ってもらってます。
”おやつ”って言葉が聞こえると、
眠ってても「えっ、どこどこ?」って感じで飛び起きます。
おやつの袋を開ける音が聞こえたら、
どこにいてても飛んで来ます。
 
ところが最近食が進まないもよう。
いつものご飯をフードボールに盛って差し出しても、
クンクンと匂いを嗅いでプイッ。
体調悪いのか、あるいは飽きたのか‥‥?
お腹が空けば食べるやろと、ほっといてもそのまんま。
う〜ん、これはおかしい。
 
試しにおやつを細かくちぎってご飯にまぜると、
おやつだけ選って食べよる。
食欲はあるもよう。
粉末にしたおやつをご飯にふりかけてみると、
ふりかけだけ舐めよる。
なかなか賢い。
これはイカンと思い、口をこじ開けて食わそうとしたら、
テコでも開けへんとばかりに食いしばりよる。
強情なヤツ。
 
そんなわけで、丸1日たっても食べないトト。
何とかして食べささんと体に悪いと思い、
ええもん無いかと近所にあるコーナンのペットコーナーへ。
そこにはあるある、
トトが今まで口にしたことが無いフードやおやつの類が、
ところ狭しと並んでる。しかも安い。
しかし、どれをとっても”オーガニック”の文字はなし。
さしずめ、ペット版の駄菓子屋さんって感じ。
 
試しに買おてみたんがビスケットとレトルトパックのシチュー。
帰ってさっそくクッキーをあげてみたんですが、
クンクン‥‥??? 初めての匂い。
パクっと咥えてサクサクサク。
美味そうに食いよる。さすが駄菓子。
問題のご飯はどうか‥‥。
ご飯を盛ってレトルトシチューをかけて混ぜる。
そしたらいきなりガッつきよった。
アッとゆうまにたいらげて
よっぽど美味かったんか、フードボールをぺろぺろ。
 
パピーの頃からオーガニック食品しか食べさせてなかったのに
犬といえどもジャンクフードは美味いってことか。
子は親に似ますが、犬も飼い主に似るんやろか?
確かに私はビール派で、トトもビールは大好きですが‥‥。
 
EMILIANO
 
 
 
 
 
 
 
 
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2009年04月04日

SEASON

tapbeer.jpg
 
今年もプロ野球が開幕しましたね。
私はどうも鳴り物付きの応援が苦手なので
もう10年以上も野球場へは行ってませんが、 
南海ホークスのファンだった父の影響で
子供の頃はよく大阪球場に連れてってもらいました。
実家の近くには若手選手の寮と練習場もあったので、
選手たちが身近に感じられました。
 
当時の大阪球場はいつもガッラガラで、
少年時代の私はいつも外野席で走りまわってました。
父はといえば、ビールを飲みながらじっくりと観戦してましたね。
外野の芝の匂いが漂ってきそうな、のどかな大好きな野球場でした。
 
野球の本場アメリカでは、
州によっては屋外での飲酒が禁じられてると聞いたことがあります。
もちろん野球場もその対象だそうです。
鳴り物のない、声と拍手とプレーの音だけ。
きれいに手入れされた芝。
晴れた日のデーゲームにはビールがピッタリやのに。
 
身近な選手たちのプレー。こげ茶色の土と芝のコントラスト。
きつい傾斜のスタンド。煌々と照らす照明灯。
ビール片手に声援を送る大人たち。
子供の頃に見た光景、ほとんど見られなくなりましたね。
 
回が進み、酔いがまわると大人たちは決まってこんなことをしてました。
ビールを飲み干した紙コップの底をライターであぶり、底を抜く。
即席メガホンを作るんです。
口に構えて「○▽◇×!」
声援から下品な野次に変わるんです。
やっぱり野球場で飲酒は考えもんかな‥‥
子供の教育のためにも。
 
EMILIANO
 
 
 
 
 
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2009年04月03日

NAKED

pinarello02.jpg
 
今夜写真家のお客さんが来てくださいました。
馴染みのお客さんで、気さくな方です。
私と同世代でして、オヤジ話に花が咲くこともあります。
 
そんな彼、いきなり仕事で撮った写真を見せてくれたんですが、
そこに写ってたのは若い女性の裸体。
二十歳前後ってとこでしょうか、
一糸まとわぬ姿で、かなりセクシーなポーズまで。
 
聞けば、単に作品を撮ろうとまったくの素人さんを募集して、
そこに5人の若い女性が集まってくれたとか。
確かに素人っぽい。お腹とかお尻とか。
あきらかにプロじゃないモチモチ感。
完全におっちゃん目線。
こんなん見せてええんかいなと思いながらも、
しっかり目の保養をさせていただきました。
 
閉店後、倉庫から一冊のカレンダーをひっぱりだしてきました。
随分前の物ですが、
イタリアの自転車メーカー”pinarello”社のカレンダーです。
競技用、いわゆるロードレーサーを造ってる会社です。
ここの社長が大阪での展示会の際にいらっしゃったんですが、
そのときにいただいたんです。
 
で、そこに写ってるのも若い女性の裸体。
一糸まとわぬ姿で、かなりセクシーなポーズまで。
やっぱりプロ。お腹とかお尻とか。
あきらかに素人じゃないムチムチ感。
自転車屋にこんなん必要なんかいと思いながらも、
またまた目の保養をさせていただきました。
 
不思議なもんで、どちらも全然エッチっぽくないんですよ。
むしろ美しいんです。
これが芸術ってやつなんやろか?
 
ちなみに私は素人の”モチモチ感”派かも‥‥。
 
EMILIANO
 
 
 
 
 
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2009年03月31日

PEACE

flyingscott 018.jpg
 
当店にはミニチュアダックスの女の子”トト”がいます。
5年前にやってきて、それ以来狭い店内を走り回ってます。
皆さんは”営業部長”などと言ってくれますが、
ただの”助手”です。
 
5歳になった今でも、ひとりで留守番できないアカンタレですが、
人なつっこさはかなりのもんです。
誰が来てくださっても歓喜の舞で歓迎するんですが、
たったひとりだけ例外が。
 
彼は元獣医で食肉関連の仕事をしてたそうです。
たいへんありがたいことで、
彼らのおかげで私たちは肉が食えるんです。
しかし、トトは反応するんです。
彼の背中越しに”モーモー、ブーブー”と聞こえるんでしょうか、
そらもう、すごい勢いで吠えまくってたんです。
 
その彼が昨日来店してくださったんですが、
あれっ?
歓喜の舞ほどでないにしても、あきらかに威嚇ではない。
それどころか、絶対近寄らなかったのが、
ハウスを抜け出して彼の足元に行ったり。
和解?
 
そういえば前回彼が来てくださったときに、
トトがおやつを食べさせてもらってたような‥‥。
”おやつくれる人=いい人に違いない。”
 
まぁ、よかったよかった。
 
EMILIANO
 
 
 
 
 
 
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