
今年の大阪の夏はまだ過ごしやすいゆうか、
例年に比べて湿気が少ないような気がします。
夜なんか涼しいぐらいですもん。
空梅雨のせいですかね。
だいぶ前のことですが、
夏のイタリアへ行ったことあるんです。
行く前は友人知人みんな湿気あらへんし涼しいでとかゆうてましたけど、
結論は、暑いもんは暑い。
1週間とか10日とか、
短期間の旅行やったら湿気に慣れたカラダにはキツかった。
カラダの水分がどんどん蒸発していく感覚ですわ。
汗で濡れたシャツもすぐ乾きよるんで臭いもそらもうひどいもんです。
すぐカラダも乾くんで水分補給。汗出て乾いてまた補給。
長期間おったら快適なんでしょうけど。
そのとき、グラッパ酒の産地、バサーノデルグラッパに行ったんですが、
帰りの列車がえらい混んでまして、
コンパートメントはどこも満員。
通路には乗客があふれてたんです。
私は人ごみの通路で立ってたんですが、
暑さで脱水症状気味。
こんなときに限って持ち歩いてたペットボトルの水があらへんのですわ。
満員電車が適度にゆれて、だんだん気分悪なってきよる。
もおたまらんと思て床にへたりこんだんです。
そしたら、
すぐそばの補助席に座ってたおねーさんが声かけてくれはって、
へたりこむ私の前にかがみこんできたんです。
「いやいや、大丈夫でっせ」
さすが夏のイタリア人。
胸元ゆるめのシャツ着たおねーさん。かがみこんだら見えるがな。
ええ目の保養になるはずが、
しんどおてそんな余裕あらへんかったけど。
なんとか降りる駅まで持ちこたえ、
おねーさんにひと声かけてフラつく足で下車。
売店で水こおて、風通しのええ日陰のベンチでイッキ飲み。
みるみる蘇る私のカラダ。
落ち着いたところで、
もうちょっと見とけばよかったかな‥‥。
まぁ、自他共に認める貧乳派の私には、
そないに興味はあらへんねんけど。
気分悪うても、ふくよかなとこはしっかりと確認してまして‥‥。
EMILIANO